インフォメーション

あじさいでは、同行援護従業者養成研修を千葉県で3回、茨城県で3回のペースを基本に年間行っております。
まだ先の話ではございますが、今年度(2022年度)の千葉県では最後の実施となる、来年3月の研修許可がおりました。
会場となる千葉市生涯学習センター近くの千葉公園では、タイミングによっては桜🌸が見頃です。
そんな時期に、新たな学びをしてみませんか?
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2023年3月開講分日程※11月21日(月)募集開始
一般課程※1…令和5年3月11日(土)、3月18日(土)、3月19日(日)の3日間20時間
令和5
年3月11日(土)9時30分~17時00分
令和5年3月18日(土)9時30分~18時00分
令和5年3月19日(日)9時30分~18時00分

応用課程※3…令和5
年3月25日(土)、3月26日(日)の2日間12時間
令和5年3月25日(土)9時30分~16時00分
令和5年3月26日(日)9時30分~18時00分

【金額】※税金とテキスト1冊の代金を含む(一般・応用セット申し込みの場合は、テキスト1冊のみのお渡しです)
一般課程      27,000円
応用課程      18,000円
※両課程セット申込 42,000円

【会場】
「千葉市生涯学習センター」
千葉市中央区弁天3丁目7番7号)
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JR千葉駅「中央改札」を降りて、「千葉公園口」から徒歩8分

JR千葉駅「西改札」を降りて、「北口」から徒歩10分
千葉モノレール「千葉公園駅」から徒歩5分

【定員】
各20名(先着順)

【予約方法】
インターネット予約、FAX予約

【お問い合わせ】
電話047-409-6617 担当:澤瀨(さわせ)または本部(ほんぶ)まで
メールの場合はこちらからどうぞ。
 

10月にオープンした「イーハトーブ」は、あじさいで初めて運営する障がい者グループホームです。
現在は男性2名、女性4名の計6名が入居しており、楽しく共同生活をしています。
そんな中、皆で楽しめる「お楽しみ企画」も行っています。
その様子をご紹介♪

📅10月23日(日)の様子
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お好み焼きとおにぎり🍙を握って、美味しく楽しい時間を過ごした前回(第一回)
第二回の開催となる今回のテーマは「粉パーティー」(笑)➡怪しい粉ではゴザイマセン💦
「あじさいのムード(トラ●ル⁉)メーカー」でもあるHさんが講師です😀※右の写真の右側の女性は、管理者のSさん。

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☝この材料は!もうお解りですね?
皆が大好きなイタリアン「ピザ」🍕作りにチャレンジします。

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☝H講師の説明を聴く参加者たち。いよいよこの後、ピザ作り開始です!

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☝材料を用意し、みんなで生地をこねています。
しかし、初めて生地作りに取り組まれた方が多いので、どの程度こねれば良いのかわかりません…
ひたすら皆でコネコネ。それぞれ好みの固さに仕上げました。


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☝皆で協力しながら、生地をのばしていきます。料理している感じですね!👍

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生地を発酵させている間に材料を切ります。

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☝お腹空いた~の図(笑)

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☝良い感じ♩にトッピング出来て、ドヤ顔の図👅

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上手に丸く形が出来き、チーズも乗せてあとは焼くだけ!

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☝上手くいくか心配です. あとは焼き上がりをひたすら待ちます(何だか哀愁が漂っておりますが💦)

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☝スタッフはその間にお片付け中。

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☝いよいよピザが焼き上がりました!🍕
自分で調理した分、喜びもひとしお。味は格別!なはず。


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☝作るのは時間がかかりますが、食べるのはあっという間😀 
というか、食べることに夢中になったらしく、食事中の写真がほとんどないのはご愛敬💦

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☝最後は参加者全員で記念撮影(※ドヤ顔の方は端にいて入っていないため💦実際はマイナス1名)📸して、イベント終了!美味しく楽しい時間を皆で過ごせました。

入居者の中にはお料理好きな方が多いため、11月には「やさしい手料理キッチン」さんの特別版(料理教室の出張版)もイーハトーブで行います。さらに今後は「肉まん作り」「蕎麦打ち」も予定。
食欲の秋🌰を満喫している今日この頃なのでした(笑)

あじさいが研修事業(同行援護従業者養成研修)に参入したのが2017年のこと。
主に千葉県内(千葉市、市川市、船橋市、流山市、八街市、山武市、旭市)で講習を実施し、茨城県(取手市)、埼玉県(越谷市)でも研修を実施してきました。
コロナ禍の影響で、止む無く延期せざるを得ない(緊急事態宣言で会場が閉鎖)時も
ありましたが、それらを乗り越え昨日終わった研修で、ついに一般課程修了生が500名を超えました!🙌

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☝あじさい澤瀨代表(左)と、記念すべき500人目の修了生💐

各地で視覚障がい者の外出支援者を増やせてきたことは、本当に嬉しいです。
それも多くの方々のご尽力やご協力あってのこと。
講義や実技で使う研修会場、買い物の演習で使う店舗、そして交通機関乗降演習で使う鉄道会社、研修をご依頼頂いた事業所のご担当者様。
そして受講して下さった皆様。
この場をお借りして、心より御礼を申し上げます。

今後も引き続きあじさいでは同行援護従業者養成研修を行っていきます。
また、出張研修も行っております☟ので(諸条件有)、ご興味ある事業所様はご連絡下さい。
http://narashino-ajisai.com/free/doukou-s

10月2日(日)に開講したあじさい初の山武地域での研修である今回の一般課程。
二日目となる10月9日(日)からは会場が変わって、JR成東駅近くにある「成東中央公民館」で行われました。
その二日目の様子をご紹介します。


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☝JR成東駅から徒歩3分もかからない便利な場所にある「成東中央公民館」です。
(しかし、受講生も講師陣も車🚙で来る方ばかりだったので、あまり関係ありませんでした💦)

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☝澤瀨代表のご挨拶から研修開始。会場は講堂なので、とっても広かった!

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☝今日も仲間とのコミュニケーションタイム⏱から開始。
初めまして!のご利用者とも、円滑なコミュニケーションをとりながら、安心して楽しい一日を過ごして頂くお仕事。
三日間の研修で、漏れなく仲間全員と接していきながら、コミュニケーションスキルを上げていきます。

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☝「情報支援と情報提供」のカリキュラムでは、「言葉」と「身体」の情報提供を学びます。
これはガイド役とご利用者役で「基本姿勢」(歩く時のスタンダードな姿勢)をとりながら、「身体による情報提供」とは一体何なのか学んでいる様子。

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☝ご利用者様に話しかける時も、身体を捻ることなく、首で相手の方を向いて話しかけます。
そうすることで、相手の身体を捻らずに済むからのみならず、「聴こえ方」も違ってくるのです。


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☝ご利用者様の手を取って、何かに誘導する時には「掴まれているのと同じ側の手」(右手は右手、左手は左手)で誘導するのが基本。
そうしないと、写真の様にご利用者様の身体を捻ることになるし、手を鷲掴み(上から掴む)確率も高くなるため✖です。

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☝グループワークが多めなのも、あじさいの講習の特長。
皆であれこれ考えることで、うろ覚えだった知識を定着させていきます。

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☝グループで考えた後は「名前を名乗って」発表します。
あえて名前を名乗るのは、受講生同士でお互いの名前を覚えるため、という理由もありますが、(私達の顔を見ることが難しい)視覚障がい者支援において、必ず名前を名乗るのが基本的ルールである、ということを徹底するためでもあります。

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☝講師の話を真剣に聴く受講生達。

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☝お弁当🍱の写真を使って、食事時の情報提供(配置の説明)を行っている様子。
これでも慣れないと難しいのですが、同行援護の実際の現場では向かい合わせで座ることが多いため、右と左、手前と奥が逆になり、さらに難しくなります💦

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☝「代筆・代読の基礎知識」のカリキュラムでは、「視覚障がい者は字を書けるのか」という疑問を解消するために、目を閉じて自分の名前を書いてみることから開始。
一般的には視覚障がい者は点字を使うという認識ですが、実は点字利用者は非常に少ないのが現状。
失明された時期によりますが、字を読み書き出来る(出来ていた)方が多いです。

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☝ただし、決められた場所(枠内)に字を書くのは、視覚障がい者にとってなかなか大変。

そんな時に便利なのがサインガイドという器具。
実際に全員体験してみました。

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☝代筆の演習では、宅配便の伝票と公的機関の二種類を使って、ペアでガイド役とご利用者様役を交替しながら実施。
いずれも本物の用紙(のコピー)を使って、リアルに行います。

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☝代読の演習では、広報誌とチラシの二種類を使って、ペアでガイド役とご利用者様役を交替しながら実施。
チラシは商品購入の代筆まで含まれるため、担当した受講生は今日学んだことの集大成でした。

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☝座学の最後には、自分の名札に点字で名前を書いてみる体験を行いました。
触って確かめる受講生も。

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☝一日の最後は実技。

まずは午前中に習った基本姿勢から確認していきます。

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☝あじさいの研修では、ペアではなくトリオで実技を行うことも多いです。

「人の振り見て我が振り直せ」と言いますが、他の人のやっているのを見ることで、時には指摘したり、格好良く出来ている人のやり方を学んだり出来るからなのです。
これは上手に出来たみたいですね!😀

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☝すぐポーズを取りたがる受講生を見て、最年少(中学生!)の受講生は何を思う⁉💦
こんな「ノリの良い」大人を目指すのか、そうではないのかは、本人だけが知っている(笑)

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☝さながら社交ダンス会場のようにも見えますが(笑)、広い会場で皆で基本姿勢の取り方を練習している様子です!

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☝一日の最後は「進む・止まる」へ。まずは一人で歩いて、「言葉」と「身体」の情報提供のタイミングを合わせます。


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☝狙った位置で、「止まります」とタイミング良く言葉がけして止まる練習なのですが、これがなかなか難しい。
しかし、数cm足りないだけでも、視覚障がい者の足が階段に届き難かったり、溝を跨ぎにくかったりするため、かなり重要な練習なのです。

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☝慣れてきたところで、ガイド役とご利用者役で基本姿勢をとって練習しました。

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☝繰り返すことで、狙った位置でタイミング良く止まれるようになってきました。
これにて二日目の7時間の研修が終了。

残すは最終日23日(日)の実技7時間だけ。
本物のお弁当弁当を使って、説明の練習をしたり、階段やエスカレーターの演習をしたり、外を歩いたりと盛り沢山。

しかし、これが終われば修了証=「プロ認定」が待っているので、あと少し頑張りましょう!


2017年から千葉県で同行援護従業者養成研修を開始したあじさい。
千葉市では
定期的に開講しておりますが、その他にも葛南地域(市川市と船橋市)、東葛飾地域(流山市)、印旛地域(八街市)🥜、海匝地域(旭市)で開講実績があります。
そしてこの度、初の山武地域での研修が始まりました!🙌

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☝チーバくんの首から上(上半身)はほぼクリア!😀
今後は下半身!💦~県南部~でも研修を行いたいものです。
※呼んで頂ければ行きます!(諸条件有)

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☝一日目に使用した会場は「さんぶの森交流センターあららぎ館」です。
なかなかオシャレな建物。それもそのはず、第18回千葉県建築文化賞(平成23年度)ではユニバーサルデザインに配慮した建築物」として、建築文化奨励賞を受賞したそうです。

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☝山武市、東金市、九十九里町、匝瑳市、習志野市から14名の受講生を迎えて開講。
まずは澤瀬代表と、今回お声がけ頂いて、当地での開講にご尽力を賜った一般社団法人フォルテシモの小久保氏からご挨拶。
小久保氏もあじさいが2018年に旭市で行った同行援護従業者養成研修を受講した方なのです。
ご縁に感謝!😊

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☝上は60代から下は10代(14歳が二人も!)まで、様々な年齢層の受講生が集まりました。
まずは同じ目的で三日間を共に過ごす仲間とのコミュニケーションタイムから⏱

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☝大きなテーマは「視覚障がい者を取り巻く世界の概要を知る」の一日目。
上は晴眼者(視覚に問題がない人)の視野(見える範囲)を、下は視野が10度くらいの状態を体験している様子。

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☝「三人寄れば文殊の知恵」と言いますが、あじさいの講習は講師がすぐに答えを出さず、皆で考えることで知識を定着させていきます。

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☝講義の最後には、あじさいで同行援護を利用されている西澤かづ子様にお越し頂いて、趣味🎤🏓(歌やスポーツ)等の生活の様子、同行援護を使うようになってから等のお話を約一時間して頂きました。

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☝ホームから線路に転落して、電車🚃に轢かれそうになった話等、視覚障がい者の生活の中での大変さを真剣に聴く受講生達。


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☝西澤様が行っている「サウンドテーブルテニス(STT)🏓」のラケットを興味深く見ています。

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☝スマートフォン📱を駆使する西澤様。メール✉作成やインターネットによる調べ物のみならず、映画🎦の音声ガイドアプリを使うなど、とても便利に使っているそうです。
ご自宅ではスマートスピーカーも活用されているとのこと。

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☝数種類ある全く同じ形の調味料の箱をどうやって区別する?受講生代表がチャレンジ!
ん?何か容器に貼ってあるぞ!?

調味料の容器には点字シールをご自身で作って貼ることにより区別しているそうです。
置く場所(並べ方)も決めているとのことでした。

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☝受講生からの質問にも丁寧にお答え頂き、あっという間に講演時間が終了。

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☝一日目の最後は会場裏のスペースを使って、様々な体験を行いました。
①白杖を使って、一人で歩いてみる(見守りあり)②西澤様(視覚障がい当事者)と歩いてみる③ガイド役&利用者役で歩いてみるという、三種類の体験を実施。


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☝見守りがあっても、なかなか白杖を使って前に進むのは大変。
いかに普段私達(晴眼者)は「視覚情報」👁に頼っているのかがわかります。

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☝チームに分かれて、三種類の体験をそれぞれ行いました。

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☝西澤様とも14名の受講生全員が歩く体験を実施。
受講生の想像を遥かに超えて!💦西澤様の歩くスピードが速いので、皆驚いていました(笑)

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☝カメラ目線📷👁の受講生も。余裕ですね♬


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☝階段を上る体験まで西澤様にお付き合い頂きました。実際の視覚障がい者と歩いた経験は、受講生にとって忘れられないものになるでしょう😊

和やかな雰囲気で終始進んだ一日目の研修。
二日目と三日目は会場が変わって、「成東中央公民館」になります。
JR東日本様のご協力で、JR八街駅構内のエスカレーターを使っての演習もあります。
研修時間は残り14時間。お楽しみに!

Today's Schedule
2025.11.07 Friday