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茨城県取手市での同行援護従業者養成研修(一般・応用両課程)本日よりご予約受付開始!
あじさいでは今年度2回目となる同行援護従業者養成研修(一般課程8月~、応用課程10月~)を開講致します。
詳細につきましては、同行援護従業者養成研修【取手開催】のページをご覧下さい。
なお、ご予約方法はインターネット(予約フォームに必要事項入力)、またはファックス(上記ページの申し込み用紙をダウンロード)のみとさせて頂きます。
【お問い合わせ】
電話047-409-6617 担当:澤瀨(さわせ)または本部(ほんぶ)まで
メールの場合はこちらからどうぞ。
あじさいの季節到来!千葉での同行援護従業者養成研修(一般課程)終了!
fいよいよ関東も梅雨入りしましたが、その直前に千葉市での同行援護従業者養成研修一般課程が終了しました。
12日(土)、13日(日)と連続で行われた一般課程二日目と三日目の様子を紹介します。
【12日(土)二日目の様子】
この日は座学3科目6時間+実技1時間の計7時間。
☝朝は「あじさいカラー」を身にまとった澤瀨代表のご挨拶から開始。
☝まずは前回と違うグループを組んで、コミュニケーションタイム!⏱
☝「情報支援と情報提供」の講義では「言葉」と「身体」の両方で情報提供することが大切と学びます。
まずは「身体による情報提供」を体験。歩く時の「基本姿勢」を作ってみることから始めます。
☝話しかける時は「相手の方を首で見る」意識で話します⇒前を向いて話しかけるのとは、聴こえ方が全く違います!
因みに身体をひねるのはNG。
☝ガイド(同行援護従業者)が横並びになったり、掴まれている腕を曲げたりすると、視覚障がい者は歩き(持ち)難いのです。
こうやって自ら体験することで、身体で覚えていくのがあじさい式の講習の進め方♬
☝掴まれている腕を振ったり、脇を開けたり…
どうされると視覚障がい者が怖い(歩き難い)のか、そして「私達の身体の動きそのものが(良くも悪くも)情報提供になるのだ」と学びました。
☝これは「足元の情報提供」=足元の素材(状況)が変わる時には「事前に」お伝えするという部分で、「どんな素材があるのか」をグループで考えている様子。
アスファルト、タイル、土、草、砂利道等、沢山あります。
☝代筆の演習は実戦的に。まずは宅配便の伝票記入からですが、種類が沢山ある…
そんな時には「種類を説明して、ご利用者様に選んでもらう」➡基本的にはガイド(同行援護従業者)が決めることはありません。
☝あとは間違えないように、聴き取りながら書いていくだけ♬
☝代筆の演習第二弾は「公的機関の書類」を使用。「住民票請求用紙」を実際に使って練習しました。
☝代読の演習では、文章量も漢字も沢山ある記事を読みました。同音異義語や写真も視覚障がい者にわかるように説明しなければなりません。
☝チラシの代読も。イラストの説明も出来るかな⁉
☝チラシの説明後は、「商品を購入したい」という希望(の設定)で、注文用紙の代筆も実施。代読&代筆と、まさに演習の集大成でした。
☝あじさい恒例「自分の名札に点字で名前を書いてもらう」体験。講習後は記念にお持ち帰り頂いています。
視覚障がい者を取り巻く世界に興味を持ってくれたら嬉しい。
☝これは…?
ヤマト運輸の不在票には視覚障がい者でも判るように「猫耳型の切り欠き」が付いているのです。
☝座学の最後はテスト!ではなく、重要な部分をまとめたプリントを解きました。
まさかの展開に頭を抱える受講生が多い⁉(笑)
☝二日目の最後はいよいよ実技開始!
まずは三人組でガイド役、視覚障がい者役、オブザーバー(観察者)役を決め、笑顔(笑声)で声をかける練習から始めます。
☝午前中習った基本姿勢を復習。今度は手を取って、自分の腕や肩に誘導する所から学びました。
☝「手は下からそえる」「足元を見る」を意識しながら、基本姿勢を何度も繰り返して覚えました。
☝あじさいの講習では「お互いに見て学ぶ」「お互いに指摘して学ぶ」ことを大切にしています。
こうやってお互いにレベルアップしていくのです。
☝一日の最後は「進む」「止まる」の練習。「言葉」と「身体」の情報提供を合わせるために、まずは決まった(狙った)位置で止まる練習を行いました。
☝講師の厳しい目と仲間の温かい目に見守られながら、何度も繰り返して「良い位置」にきちんと止まれるようになりました!(^^)
【13日(日)三日目の様子】
この日は終日実技だけ!の7時間です。
☝この日も澤瀨代表のご挨拶から講習開始!
☝まずは全日の復習から。三人組で基本姿勢の練習から開始しました。
☝昨日やったばかりの「進む」「止まる」も、きちんと「言葉」と「身体」を合わせていきます。
☝慣れた所でいよいよガイド役、ご利用者様(視覚障がい者)役で基本姿勢を保ちながら「進む」「止まる」の練習を繰り返します。
☝腕を組んで歩くような視覚障がい者の場合、ガイドと横並びに近くなります。
そのため、止まる位置は普段よりもやや前にを基本にします。
☝「進む」「止まる」の後は「曲がる」練習へ。
いずれにせよ、脇をしめながらご利用者様の足元を意識して曲がります。
☝わざと脇をあけて歩いて、視覚障がい者役がどう感じるか体験。
あえて「怖い思い」を自らが経験することで、それを現場でご利用者にさせない!ことを意識させます。
☝実技の中で難易度が一番高い⁉階段の上り下り演習。
しっかり脇をしめて、ペースをご利用者に合わせつつ、足元をしっかり見ながら一段先をガイドが進みます。
☝会場の「千葉市生涯学習センター」様には、いつもご協力いただき、階段演習時に来館者に周知する張り紙を貼っていただいております。感謝!
☝階段演習後は、椅子への誘導演習を行って、あっという間に午前中が終了!
☝さあ食事…と思いきや、食事の情報提供の演習。視覚障がい者が食事の内容をイメージ出来るように説明します。
兎に角、頼まれてもいないのに「余計な手」を出し過ぎないこと。
まずは見守って、お伝えすることでお一人で出来ることが沢山あります。それは何ら晴眼者と変わりません。
☝午後は狭路通過の実技から開始。まずは視覚障がい者を良い場所に「位置取り」することが肝心。
☝狭路通過のポイントは「ご利用者様を絶対にぶつけない!」こと。
どんな場面においても、その意識さえあれば、自然とそういう目線になります。
☝これは「溝をまたぐ」の実技の様子。ご利用者様の足元をしっかり見ること&重心移動のタイミングが重要です。
☝外演習前に講師から諸注意(様々な場面における留意点)を聴いて、いよいよ外演習へ!
☝演習の集大成とも言える外歩き演習(往路)へ。会場の千葉市生涯学習センターからJR千葉駅へと向かいます。
☝初めての公道歩行はさすがに緊張!なかなか会話が出来ませんが、まずは歩くことから慣れていきます。
☝歩道が確立された道、路側帯しかない道など、様々なシチュエーションで外歩きを体験。
☝途中の弁天公園で役割交替&反省会(フィードバック)を実施。
☝基本姿勢をしっかり保ったまま進みます。同行援護とは歩きながら安全&安心を守り、ガイドが見たものを情報提供し、さらに会話をしながら楽しく歩くお仕事なのです。
☝横断歩道を渡れば、いよいよ千葉駅前ロータリーへ向かう地下道!なのですが…
☝まさかの幅広階段!💦こういう時も焦らずに、状況説明しながら、一段ずつ降りていく等の提案&工夫をします。
☝JR千葉駅前のタクシー乗り場付近で、エスカレーター乗降演習も実施。
☝外歩きの復路。いっぱい練習したエスカレーターや階段、横断歩道も落ち着いて歩けるようになってきました。
☝役割交替地点の弁天公園に戻ってきました。
☝弁天公園から会場まで戻って外歩き演習終了。
皆しっかり段差では足元を見ていますね!
☝無事会場に到着!お疲れ様でした。
☝会場に戻ってからは、ドア通過の演習とトイレの説明の仕方を習いました。
これで一般課程8時間(昨日1時間+今日7時間)の実技が終了。
☝待ちに待った一般課程の修了式。18名に修了証を授与=18名の同行援護従業者が誕生です!\(^o^)/
☝プロの証!である修了証を手に、澤瀨代表とポーズをとる修了生代表なのでした(^-^)
世の中はコロナ禍で研修を実施しない所も少なくない中で、ありがたいことにキャンセル待ちも出るくらい多くの方が集まった今回の研修。
途中で体調不良等による脱落者もなく、無事終えられたことに、心から感謝したいと思います。
多くの修了生(18名中16名!)が月末の応用課程へと進みますが、最後まで皆元気に終えたいものですね。
あじさいの季節到来!千葉での同行援護従業者養成研修(一般課程)開始!
いよいよ6月。そう、6月と言えば…
☝あじさい!
☝あじさい!(写真は全て習志野市の「あじさい」事務所近くで撮影)
☝あじさい!(これは事務所の看板)
☝ということで(何が⁉💦)、あじさいの季節到来とともに、(株)あじさい主催の新たな同行援護従業者養成研修が6日(日)から20名の受講生を迎えて開講致しました。
☝ありがたいことに、キャンセル待ちも多数出た今回の研修。まずは澤瀨代表のご挨拶から。
☝県内から集まった「はじめまして!」の受講生20名。4名ずつ5グループに分けて、お互いの自己紹介等、コミュニケーションを取る所から始めました。
☝これは「視覚障がい者式ジャンケン」を体験している様子。声を出さないと何を出したか判らない!ので、お互いに声をあげてジャンケンするのです。
「視覚障がい者の支援」においては、声を出すことが何よりも大切なのです。
☝これは「声の第一印象」を確認している様子。
ガイド(同行援護従業者)が笑顔で話しかけることで、声のトーンが上がり、「笑声」になります(^^)
☝初日は「視覚障害者(児)の福祉サービス」「同行援護の制度と従業者の業務」「障害・疾病の理解①」「障害者(児)の心理①」の4科目5時間。
あじさいの講習は、講師からの一方的な講義にはしないで、受講生同士で考えて発表するといったスタイルも併せて行います。「全員参加型」研修なのです!
☝一般課程初日のメインイベント!
当事者を招いての講演形式で行う「障害者(児)の心理①」では、あじさいで同行援護を利用している西澤かづ子様を招いて、一時間の対談形式の講演を行いました。
☝色んな調味料チューブの中から、何の種類なのかを判別している様子。
ご自身で点字シールを作って容器に貼って、判別しているとのこと。
☝スマートフォン📱の使い方を説明する西澤様。
視覚障がい者でも音声読み上げ機能を使って、スマートフォンを使う方が増えてきています。
☝視覚障がい者がどうやってお金(お札)を判別しているか。
四分の一に折るとほぼ正三角形になるのが千円札💴
あとは視覚障害者向けお財布型ポータブル紙幣識別機「Wallet(ウォレット)」を実演して下さいました。
☝講演の最後には質疑応答を行い、沢山の質問がありました。
☝講演後は白杖歩行等の体験のため、会場近くの千葉公園へと移動しました。
☝グループに分かれて、単独白杖歩行(見守り有)とガイド歩行(ガイド役と利用者役)を行いました。
こうやって体験することで、視覚障がい者の気持ちを身をもって理解していきます。
☝技術を習う前に、当事者(西澤様)と歩いてみる体験も。実際の視覚障がい者と歩いて、スピードに驚いていました(人によってスピードは違いますが、西澤様は結構早い部類です!)。
あっという間の初日は、座学のみならずグループワークやら当事者による講演やら実体験やら、本当に盛り沢山の内容でした。
来週はいよいよ実務的なことを、より掘り下げて学んでいきます。
~現場で役に立つ+αを身につけよう!~同行援護従業者養成研修(取手)応用課程終了!
5月29日(土)と30日(日)に茨城県取手市で開催された同行援護従業者養成研修応用課程。
二日目…といっても最終日!となる30日は、電車乗降演習も含めて7時間の実技です。
☝最終日に臨む受講生達。まずは「アメとムチ」のアメ担当講師である澤瀨代表のご挨拶から講習開始。
☝お次はムチ担当⁉の本部講師からの諸注意を聴く受講生達。
☝まずはウォーミングアップ!で基本姿勢の取り方から。
「手は下からそえる」等の、基本中の基本がスムーズに出来るようになりました!
☝椅子への誘導も復習。午後には「交通機関乗降演習」もある=電車の椅子にも座る💦ので、繰り返し練習しました。
☝椅子から立ち上がって、歩きながら基本姿勢を作ります。
例えば電車から降りる時、これが出来ると行動が一テンポ早くなるのです。
☝これは講師による「悪い見本」です。
周りの(座っている)方にプレッシャーをかけないためには、どういうやり方をするか学びます。
☝同行援護従業者の身体の向き一つで、周りに与える圧迫感は違うのです。
周りの方にも気を配れる、そういうステキな同行援護従業者を目指します!
☝白杖を手すりに見立てて、触っていただくことで「ぶつけない」ようサポートします。
☝これは白杖を吊り革に見立てた練習。身長の高い視覚障がい者だと、頭や額が吊り革にぶつかってしまうため、注意が必要です。
☝ムチ担当講師の厳しい目👁が光る中、「溝をまたぐ」の実技へ。
何よりまずご利用者様の足元をしっかりと見ることが大切。
☝しっかりと足元を見て、声をかけて溝をまたぎます。
「ご利用者様が溝をまたいだこと」を必ず確認してから、ガイド(同行援護従業者)は二歩目の足(内側の足)をまたぎます。
☝これは…?
左側の受講生を電車の戸袋(電車のドアが開いた時、ドアが収納される部分)に見立て、触っていただいて乗る練習。
戸袋を触ることで、「車体の位置・距離」が把握出来る=またぐ距離が判る!のです。
☝午前中の最後は狭路通過の練習。午後の電車乗降演習時の「自動改札の通過」には、この方法を使います。
お互いにチェックしながら、まずは体勢をきちんと作る練習をします。
☝机を自動改札に見立てて、ぶつけない様に通る練習。
「ぶつけない」「つまずかせない」のはガイド(同行援護従業者)の必須条件!ですが、そのためには危なそうな場所をしっかり見ることが求められます。
☝切符を入れる&取るシミュレーションも行い、午前中の実技が終了。
あっという間の三時間でした。
☝いよいよ応用課程のメインイベント!である「交通機関乗降演習」へ。
「JR東日本東京支社」様のご協力で、取手駅~我孫子駅間での往復乗降訓練を行います。
☝しっかりと基本姿勢を取りながら歩けるようになった受講生達(^^)
☝ご利用者様役との会話や状況説明も出来る様になってきました。
☝約15分歩いて会場から取手駅へ。ガード下をくぐり、東口から西口へ向かいます。
☝講師から券売機の使い方をレクチャーされた後、いよいよ切符の購入へ。
間違えないように慎重にタッチパネルを見て購入します。
☝今日は演習なので「おとな切符2枚」を購入ですが、現場では障がい者割引適用の場合、「子ども切符2枚」を購入します。
☝ガイド役が切符を購入している間、壁際の安全な場所で待つ視覚障がい者役の受講生達。
さながら反省している人みたいなうなだれた⁉ポーズを取ってくれる、実にお茶目な方々でした♬
☝午前中練習した「切符を2枚続けて入れる」「2枚取る」がバッチリ成功!
☝改札通過後は、3番線4番線ホームに通じるエスカレーターを使わせていただき、エスカレーター乗降演習を実施。
並んで乗って降りる(基本姿勢のまま乗り降りする)という、一般課程で学んだやり方から復習します。
☝取手駅では始発電車を使って、何度も乗り降りの練習等を実施。
その後、電車に乗って我孫子駅へ移動しました。
☝無事に我孫子駅に到着。改札を出てガイド役とご利用者様役を交替します。
☝いよいよ交替して我孫子駅から取手駅へ戻ります。まずは改札の通過から。
☝帰りの電車が到着!ラッキーなことに取手行きです。即ち降りる時は焦らずにすむと💦
☝しっかりと足元を見て電車に乗り込みます。
因みにガイドが「ホームから爪先がちょっとはみ出るくらい」まで進むと、ご利用者様のまたぐ距離は短くなります。
☝取手駅へ帰着。降りる時も「ご利用者様の足元への意識」です!
☝取手駅へ戻ってからは、エスカレーター乗降演習を再び実施。今度は「一人乗り」=手すりを使って乗る方バージョンを練習しました。
☝階段を利用して東口から帰ります。矢印を見て、どちら側が優先なのか見るのもガイドの仕事!
☝改札を出て、「交通機関乗降演習」が無事終了!
☝あとは会場へ帰るだけ。受講生の顔も晴れやか☀
しかし!真っすぐ会場に帰るかと思いきや…
☝大通りから脇道に入り、利根川の土手を歩きました。
吹く風が気持ち良い土手を歩いて、会場へと帰ります。
☝車止めも何のその!会場が見えてきました。
☝無事に会場へ到着。
コロナ禍では、消毒液の場所をガイドが探し、ご利用者様にお伝えする&サポートすることも多々あります。
☝受講生代表に修了証を授与して講習終了!
12名の受講生が「応用課程」を修了したのでした。
茨城県内のみならず、県を越えて千葉県や埼玉県から参加した受講生もいた今回の応用課程。
和気藹々と、お互いにコミュニケーション力をも磨きながら、だいぶ落ち着いて歩けるようになってきたと思います。
あとは「経験を積むのみ」。
どんどん現場に出て、講習で沢山学んだことを活かして、視覚障がい者とお互い楽しく歩いて欲しいものです。
~現場で役に立つ+αを身につけよう!~同行援護従業者養成研修(取手)応用課程開始!
5月22日(土)に一般課程が終わったのも束の間、一週間後の29日と30日の2日間にわたって、茨城県取手市での同行援護従業者養成研修応用課程が開催されました。
まずは初日の様子をご紹介します。
☝会場入りする澤瀨代表。気合いが入って…はおらず(笑)、いつも通りの緩~い雰囲気です。
☝今回も「いばらきアマビエちゃん」を活用しつつ、新型コロナウイルス感染防止対策を徹底して行いました。
☝澤瀨代表のご挨拶から研修開始!今回は12名の受講生が参加しました。
☝まずはグループに分かれてコミュニケーションタイム⏱
たとえ初対面の方でも、「お互いに楽しく過ごす」場を創るのも同行援護従業者の腕の見せ所。
そのためにはコミュニケーション力がとても大事なのです。
☝グループワークで皆で考え、発表する時には「発表者は名前を名乗る」「聞いている人は発表者の方を見る」を徹底します。
こうやってお互いの名前を覚えながら、講習中の連帯感を深めていきます。
因みに「名前を名乗る」は視覚障がい者支援においては当たり前!のこと。
名前を名乗らないと、視覚障がい者は誰なのかがわかりません…
☝これは視覚障がい者が歩く時の「防御姿勢」を習っている図です。
そして…
☝アイマスクを装着した仲間を教室のどこかに連行⁉💦
☝防御姿勢を取りながら、自分の席まで空間認知をしながら戻ります。
(仲間は見守りに徹して、極力手は出しません)
☝あれ、あるはずの場所に自分の椅子がない⁉
これはわざと講師が椅子の場所をずらしたのですが、視覚障がい者の物を勝手に(無言で)動かすと、その在処がわからなくなる(探せなくなる)という体験です。
☝白杖を使って教室内を歩く体験も。こうやって単独歩行する視覚障がい者の気持ちを少しでも理解します。
☝スマートフォン📱を使って自撮り⁉談笑中⁉ではなくて…
☝「見え方紹介アプリ」を使っての体験の図でした。
空調調節の液晶画面表示やチラシがどう見えるのか等を体験。
こうやってデジタル教材を駆使しながら理解を深めます。
☝お次はアナログ教材。「ロービジョン体験キット」を使って様々な見え方を体験しました。
☝視野狭窄ゴーグルを装着した受講生の図。
☝午前中の最後には澤瀨代表が「文集あじさい」の中の「白杖からのお願い」を朗読。
視覚障がい者の気持ちを少しでも理解する体験をした午前中でした。
☝いよいよ午後からは実技へ。
「応用課程」の特徴は12時間の研修時間中、実技が10時間!と充実している点です。
まずは声の第一印象(挨拶)を3人組になって復習しました。
☝お次の復習は「歩く時の基本姿勢」です。これも講師だけではなく、お互いにチェックして思い出していきます。
☝上手に出来てカメラ目線📷の受講生も(笑)
☝実技では最高難易度⁉の階段昇降も復習しました。
☝午後の後半は外演習へ。颯爽と出発!
☝押しボタン式の信号機🚥を渡り、路地へ入っていきます。
☝応用課程なので、多種多様なルートを歩きます。なかなか狭い道&上り坂でした。
☝ガイド(同行援護従業者)役と視覚障がい者役を交替して、外歩きの実技を続行します。
☝…と、いきなりの試練が!車止めのある急な下り坂に入ります。
今まで習ったことを駆使してクリアできるか!?
☝一難去ってまた一難…
ご覧のような急坂ですが、ご利用者様役のペースに合わせて下りていきます。
☝しかし、足元ばかり見ていると足元をすくわれる…ではなくて、頭上の葉っぱ🍃や枝が当たるという(;'∀')
☝難所を越えて余裕が出てきました♬
☝紆余曲折を経て⁉取手駅前に到着。
買い物演習の場の「西友取手駅前店」も見えてきました。
☝取手駅前ロータリーにある「青延長ボタン」の発信音(視覚障がい者にボタンの位置を知らせる「ププッ、ププッ」という音)を確かめる受講生。
☝押しボタンの上には点字で「オシボタン」と書いてあるので、視覚障がい者にも判りやすいのです。
☝連絡通路を抜けて駅の反対側へ。
☝階段昇降時も「利用者の足元に対する意識」が出来ていますね!(^-^)
☝「西友取手駅前店」様のご協力で、店内での「買い物時における情報提供」の演習を実施。
まずはご利用者の希望される商品を探して、値段やサイズや特徴や賞味期限等の情報をお伝えしていきます。
そうした選択肢を与えることで、選んでいただく。これもガイド(同行援護従業者)の重要なお仕事の一つです。
☝買い物を終えて会場へ戻ります。行きも帰りもガイド役、ご利用者様役を交替しながら経験し、少しずつ「ガイドとして」歩くことに慣れていきます。
☝お互いに会話が弾みながら歩けるようになってきました。
「会話ができる」=「お互いに変な緊張感がなくなる」とも言えます。お互いに笑いながら歩ければイイね!(^^)
☝当然のように「足元を見る」「左右確認」が出来てきました。
これから現場に出たら、会話をしながらもこれらの動作の繰り返しです。
☝無事会場に帰還!お疲れ様でした。
☝お互いに評価点・反省点をフィードバックして、初日の研修が終了。
初日の研修時間は午前中2時間、午後3時間の計5時間ですが、受講生達にはとても濃厚な(充実した)時間だったのではと思います。
明日はいよいよ「電車乗降演習」を含めて、7時間実技だけの最終日。
今までに学んで身につけた知識と技術をフルに活用して乗り切れるか!?