インフォメーション

視覚障がい者のスポーツと言えば、ブラインドサッカー⚽やゴールボール🥅等が有名ですが、
習志野市視覚障害者福祉協会では「サウンドテーブルテニス🏓」(通称STT・・・動画リンク)のサークル活動が月に数回行われています。
視覚障がい当事者、同行援護従業者(視覚障がい者ガイドヘルパー)にボランティアも参加して、和気あいあいと行われている様子をご紹介します。

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☝開始前にはサーブorレシーブorエンド(場所)を決めるジャンケン✊✋を「声を出して」行います。
なぜなら声を出さないと視覚障がい者にはグー、チョキ、パーのどれを出したかわからないからなのです。

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☝サーバーは「行きます!」と声をかけ、レシーバーは5秒以内に「はい!」と返事をします。
それから5秒以内にサーバーはサーブを打たないといけません。

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☝サーブやレシーブ時のラケットの角度(60度未満だと✖)や二度打ち(ダブルヒット)禁止等、正確には細かいルールが沢山あります。が、ここでは楽しく打ち合うことを重視して、ラリーを続けています。

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☝ボランティアさん達も楽しく、時には真剣にプレイします。

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☝参加者最年長のAさんとラリーをするあじさいTガイド。

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☝あじさいOガイドも参加。こうやってご利用者様と一緒に楽しむのも同行援護のお仕事の魅力です😊

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☝グループホームの入居者Sさんとプレイするあじさい澤瀨代表。
中央右側の参加者Aさんも、何だか楽しそう♬

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☝先日地震もありましたので、不測の事態(天変地異)に備えてミニ避難訓練も実施。
「備えあれば患いなし」です!

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☝最後は整理体操をして本日の活動終了。お疲れ様でした!

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☝習志野市視覚障害者福祉協会では、一緒に活動を楽しんでくれる方を募集中です。
pdf STT参加者募集.pdf (0.2MB)

どんな競技なのか体験してみたい方もOK。
お問い合わせは📞090-3434-1161 ジビキまで。

巷には料理教室は多数ありますが、これが「視覚障がい者対象」となると…
しかし、「新しいレシピを習いたい!」🍳🥄🥢と思っている方は少なからずいます。
そんな視覚障がい者達の思いを受け止めて、活動しているのが「やさしい手料理キッチン」さん。
代表の武野さんも同行援護従業者の資格を持っているので安心です。

https://8341teryouri.com/

許可を頂いて、ホームページにリンクを貼らせて頂きました。
あじさいのご利用者様とスタッフも、来月参加する予定ですので、次回はお料理中の様子等をアップしたいと思います。

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先が見えないコロナ禍ではありますが、それに負けず!あじさいでは今後も「対面・通学形式」を死守し、新型コロナウイルス感染対策をも徹底しながら、同行援護従業者養成研修を定期的に開催していきます。
というわけで、3月6日(日)から千葉市で新たな研修が始まりましたので、初日の様子をご紹介します♪

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☝会場の千葉市生涯学習センター入りする澤瀬代表。

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澤瀬代表のご挨拶から一般課程がスタート!コロナ禍にも関わらず、県内各地から12名もの受講生が集まってくれました!

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☝本部講師によるオリエンテーション。今回は男性6名、女性6名と受講生のバランスが取れています。

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☝初日は3名ずつ4グループに分かれて、コミュニケーションをはかりました。
「初めまして!」の方とも、楽しく会話出来ることも同行援護従業者の必須要素なのです。

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☝初日の大きなテーマは「視覚障がい者を取り巻く世界の現状を知る」こと。
視覚障がい者数、白杖、盲導犬、点字ブロック等、今までは気にしなかったことを掘り下げていきます。
良く「三人寄れば文殊の知恵」と言いますが、皆で考えることで理解を深めます。

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☝休み時間に関係資料(視覚障がい者用製品カタログ)等を熱心に見る受講生も。

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☝講義で学んだことは、覚えているうちに復習!
ということで、復習プリントにテキストを見ないで取り組みました。

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☝復習プリントを解いた後は、講師の解説とともに皆で答え合わせ。

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☝午後の講義後半から、視覚障がい当事者の西澤かづ子様にお越し頂き、会場近くの千葉公園で色々な体験を行いました。

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☝①白杖を使って一人で歩く(見守りあり)、②人につかまって(ガイド役と)歩く、③当事者(西澤様)と歩くという三種類の体験を行います。
開始前に本部講師からの
諸注意を聴く受講生達。 

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☝①の白杖歩行では、見守りがいても歩くのは大変!単独歩行する視覚障がい者の苦労を感じました。

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☝②の体験では、人につかまって歩くことの安心感を感じました。今後の講習で技術と知識を身につけていきます!

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☝③の当事者と歩く体験では、西澤様が緊張する受講生達に沢山話しかけてくれたので、多少リラックスして歩くことが出来たかな⁉(実際は受講生は必死でしたが💦)

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☝颯爽と歩く西澤様のペースに合わせて歩く受講生。
ご利用者様のペースに合わせられることも、「プロ」の同行援護従業者の必須条件です。
因みに西澤様ですが、受講生12名全員と歩いて下さいました。感謝!

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☝千葉公園での体験後は、カリキュラム「視覚障害者(児)の心理①」で西澤様と本部講師の対談形式での講演を行いました。

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☝お金(お札)💴の識別は大きさや識別マークで区別する視覚障害者もいますが、西澤様は三角に折って確認するそうです。
それでも時には間違えることだってあるのです!(西澤様の間違いに苦笑する本部講師)

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☝シーズニング(乾燥した粉末タイプの調味料)のパッケージは同じ形状。
これらの区別を視覚障がい者はどうしているのか?

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☝触っただけですぐに種類を答える西澤様。見えないのになぜ判るのでしょう?

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☝西澤様の解答を聴く前に受講生もアイマスクを着けて触って体験してみます。
そしてパッケージに何かの突起物を確認。
買ってきた時に、ご自身でパッケージの固い部分に点字を書く(打つ)ことで区別しているそうです。納得!

なお、直接書けないものには、「点字シール」を貼り付けることもあるとか。
因みに点字器の使い方はコチラ(動画リンクです)。

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☝最後は受講生からの質疑応答。あっという間に時間も過ぎて、講演が終了。
そして、今日(3月6日)は偶然にも「記念日」だったのです!

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講演して下さった西澤様の●×回目の誕生日だったのです!🎂
受講生&講師陣で「ハッピーバースデー!ソング♩」を歌う🎤サプライズに照れる西澤様なのでした😀
そしてプレゼント🎁で西澤様の大好きなお酒🍶を澤瀨代表からお渡しして、初日の研修が終了。

受講生同士のコミュニケーションも良く、体験を通して多くのことを感じることが出来た初日。
大きなテーマは「視覚障がい者を取り巻く世界の現状を知る」でしたが、何よりも視覚障がい当事者と実際に触れ合って、話を聴いた経験を、今後の支援に何か活かして欲しいなと思います。

まだ桜🌸も咲いていない春ですが、本日より早くも7月🍉に千葉市で開講する同行援護従業者養成研修(一般・応用両課程)の受付を開始致します。
会場はJR千葉駅から徒歩10分の千葉市生涯学習センターです。
日程は一般課程が7月2日、9日、16日で、応用課程が7月23日、30日の「全て土曜日」です。
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詳細とお申し込みはこちらのページからどうぞ。
定員は15名先着順ですので、お申し込みはお早めに!

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2024.03.19 Tuesday