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2017年度から研修事業(同行援護従業者養成研修)を開始したあじさい。
今年で6年目になりましたが、一般課程535名、応用課程369名(2022年度末)の修了生を世に送り出すことが出来ました。
現在は千葉県、茨城県で定期的に(概ね各県四カ月毎)開講しております。

それ以外にも、各事業所様からの依頼にお応えして、事業所様の施設や近くの会場で「出張研修」も行っております。
詳しくは➡http://narashino-ajisai.com/free/doukou-s

4月22日(土)から千葉県我孫子市に事業所のある「特定非営利活動法人わごころ」様のご依頼を頂き、8名の受講生をお迎えして一般課程を開講しております。
その様子をご紹介!

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☝福祉有資格者ばかりのため、通常は一般課程20時間のところ、一部科目免除で16時間を2日間で行う今回の研修。

まずは澤瀨代表のご挨拶から。
因みに会場ですが、弊社主催の講習で定期的に使わせて頂いている「取手市立福祉会館」です。

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☝同じ事業所でも初顔合わせのメンバーもいるため、まずは受講生同士の自己紹介タイム。

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☝あじさいの研修はグループワークが多め。
「皆で一緒に考えることで、大切な(必要な)知識を覚えていく」のは勿論、結束力やコミュニケーション力も深まります。

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☝何が見える⁉ではなくて💦視野の狭さを確かめている様子。

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☝座学4科目8時間ですが、座ってばかりではなくて、体験も取り入れていきます。
これは「情報支援と情報提供」のカリキュラム内で「歩く時の基本姿勢」を体験している様子ですが、この後に「身体の動きが視覚障がい者(利用者)にどう伝わるかを、役割交替しながら実際にやってみました。
つまり「同行援護従業者(ガイド)」の身体の動き“そのもの”が、情報なのだという大切なことを学びました。

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☝手の取り方(誘導方法)も「鷲掴み」は厳禁!
これでは逮捕・連行🚔です。

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手は下から添える(自分の手はクッション)が大原則。
このような「ちょっとしたマナー」を現場で利用者様に実践できるか、その積み重ねが信頼関係の構築にも繋がります。

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☝これはお弁当🍱の写真を使って、視覚障がい者役に説明する練習。
ガイドのお仕事は、表現力や説明力も求められます。


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☝「代筆・代読の基礎知識」のカリキュラムでは、見えない状態でサインガイドを使って文字を書いてみる体験から。
視覚障がい者が「自筆(自書)」をする時に使うことがある器具を体験しました。

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☝代筆の演習では公的機関の書類(住民票請求用紙)の代筆にチャレンジ!

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☝代読の演習でも冊子の記事やチラシを読む等、実際に現場で起こりうる場面を想定して行いました。

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☝名札に点字で名前を書く体験も。
こうした様々な体験から、視覚障がい者の世界への興味・関心を深めていきます。

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☝書いた点字を触って確かめてみました。
ぜひ現場に戻ったら、「
自分の名刺」に点字を書いて、点字を利用する視覚障がい者に渡してくれると嬉しいな!😊

9時半から19時まで💦たっぷり座学8時間!でしたが、誰一人集中力を切らさず、講義に取り組む姿が印象的でした。
そして29日(土)には実技が8時間。あと少しだけ頑張りましょう!

昨日より9月に鹿嶋市(会場:鹿嶋勤労文化会館)で開講する同行援護従業者養成研修の予約受付を開始致しました。
詳細は☟をご覧下さい。
http://narashino-ajisai.com/free/rokko
定員15名先着順となっております。
受講希望の方は、お早めにお申し込み下さい。
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あじさいが運営するグループホーム「イーハトーブ」では、定期的に入居者の方(時には外部=あじさいの同行援護のご利用者様等を含む)とイベントを行っています。
4月2日(日)に行われたのは・・・
その名も「あじさい粉粉クラブ」が主催する白い粉を使ったイベント⁉💉💦

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☝本日のプログラムは「蕎麦打ち」体験でした(笑)
今までもお好み焼き、ピザ🍕作りなど、行ってきましたが、かなり本格的な匂いがします。

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☝あじさい澤瀨代表(右)とイーハトーブ管理者志水さん(左)による開会宣言でスタート!
そして今回皆に蕎麦打ち指南するのは・・・

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☝怪しい粉の密売人💉ではなく、蕎麦屋の店主でもなく、あじさいの最終兵器!橋本好恵師範名人、迷人?➡ヘルパー💦
格好から気合入りまくり!です😀

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☝今回はグループホーム「イーハトーブ」を取材したい!とのことで、「Spotlite 視覚障害のいろは」を運営している代表の高橋昌希さん、コミュニティアンバサダーの北原新之助さん、ライターのむらいあきこさんも参加。
(写真で立っているのが高橋さん、その左が北原さん、さらに左がむらいさん)
声楽家で視覚障がい当事者でもある北原さんは、入居者5名と一緒に蕎麦打ちも行って下さいました(香川県ご出身で、うどんを打った経験はあるそうです)。

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☝イーハトーブの入居者5名も含め、声出し(自己紹介)から開始。
澤瀨代表と志水さんの和やかな雰囲気で、いよいよ本編へ。

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☝女性入居者3名も含め、橋本指南役も正座。
何だか厳かな雰囲気です。

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☝まずはあらかじめ袋に入れて用意してあった白い粉蕎麦粉(70g)+強力粉(30g)を投入。

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☝粉は篩(ふるい)にかけると、後の水回しが良くなるそうです。

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☝入居して数か月の方も参加。篩をかけています。

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☝粉に水を加えます。計量スプーン🥄を使って量を計って入れました。 

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こねてまとめていきます。なかなかハードな作業。まとまらない場合は水を少し足します。

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☝纏まりました!🙌これで大切な蕎麦打ち工程の「くくり」が終了。
※詳しい蕎麦打ち工程の参考はコチラ

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☝「くくり」の後は、綿棒を使って「延し」の工程へ。
一歩一歩蕎麦に近づいていきます😊

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☝女性陣も奮闘中!

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☝延した記事を畳んでから、包丁🔪を使って思い思いの太さに切っていきます。

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☝料理好きな入居者も真剣です。切った後、包丁🔪を少し横に傾けるのが均等に切るコツ。

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☝さながら師匠と弟子(笑)

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☝それぞれのペースで切っていきます。
これを茹でたら後は食べるだけ!です🤤

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☝茹で上げられた蕎麦。太さや長さが違うのも個性が出ていて、また一興♬

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☝参加者全員分の蕎麦が茹で上がりました。「いただきます!」🥢

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☝満足気な表情ですね!頑張って作った甲斐がありました👍

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☝蕎麦打ち体験後、「Spotlite 視覚障害のいろは」の皆様のインタビューを受ける澤瀨代表と志水さん。
どんな記事がupされるのか楽しみです!

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☝グループホーム「イーハトーブ」前のスロープは、点字ブロックに繋がる所だけ、素材を変えてあります。
(白杖で触れた時の音や、足で踏んだ時の感触が違うので解り易い)
ちょっとした工夫ですね!

「蕎麦打ち」体験などは通常なかなか出来ませんが、あじさいヘルパーの得意分野を生かして、皆一緒に楽しめるのがこうしたイベント。
果たして次の粉粉クラブは、何を題材にするのか乞うご期待!

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