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9月12日と26日の二日間(12時間)にわたり実施した千葉市での同行援護従業者養成研修(応用課程)が無事終了しました。最終日(26日)の様子をご紹介。

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☝曇り空の中、最終日に臨む澤瀨代表。ちょっと眠そう⁉

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☝20名の受講生を前にご挨拶。今日は午前も午後も外での演習が待っています!受講生にはちょっとハードな一日。

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☝まずは午後の交通機関乗降演習に繋げるべく、「溝をまたぐ」の復習から。
受講生で4名のグループを組んで、以前習った重要ポイントをお互いに思い出して、そこに講師のデモ&指導&解説が入るというスタイルで進めていきます。

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☝これは電車の戸袋(ドア収納部=車体)を視覚障がい者に触れてもらって乗る方法のシミュレーション。

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☝いずれにせよ、溝をまたぐ時には「視覚障がい者の足元への意識」が大切!
良く出来ていますね!(^-^)

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☝お次は小雨の降る中☂、近くにある千葉公園での歩行演習へ。

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☝足元への意識や狭い歩道も含め、歩くことに大分慣れてきた受講生達。(・∀・)イイネ!!

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千葉公園西口(護国神社前)に到着。これから更なる試練が待っている…( ̄ー ̄)
それは何かと言うと…

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☝「地図を見て目的地まで歩く」でした。
公式地図を受講生に渡し、千葉都市モノレールの「千葉公園駅」へ向かいます。
しかし、公園内にも「ヒント」はいっぱいあるのです!

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☝まだまだ余裕⁉( ̄▽ ̄)

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☝知らない所(初めて行く場所)を歩くのは、同行援護従業者(ガイド)も少なからず不安…
であっても、ガイドが不安そうだとご利用者様はもっと不安!焦らず、落ち着いて歩くのもガイドの必須事項。

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☝ヒントの園内マップ発見!おや、左側には矢印看板もあるぞ?
「視覚障がい者の目の代わり」がガイドのお仕事。
そのため観察力も欠かせません。

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☝この階段を上がればゴール!の千葉公園駅です。

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☝ペア交代して、千葉公園駅から会場の千葉市生涯学習センターへ戻ります。

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☝公園内は長い階段や狭い幅の道など、受講生のこれまでに習った技能をフル活用できる環境です(^^;

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☝さほど迷う受講生もおらず、比較的スムーズに歩いて会場到着。

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☝休憩中に茨城県庁訪問時(11月実施の取手市での研修申請等)のお土産を受講生にふるまう澤瀨代表。
こういうアットホームさがあじさい研修の特長だったりします(^^♪

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☝休憩後は狭路通過の練習へ。まずは一般課程で習った事を復習していきます。

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☝位置取り(視覚障がい者に無駄な動きをさせない位置への誘導)や目線(絶対にぶつけない!)など、ポイントを振り返っていきます。

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☝自動改札機に切符を入れたり取ったりすることも多いガイドのお仕事。
シミュレーションを室内で何度も行ってから本番(午後の電車乗降演習)へ臨みます。

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☝いよいよ応用課程のメインイベント「交通機関乗降演習」へ。
JR千葉駅~蘇我駅間の電車の乗降演習へ向かいます。

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☝表情も含め、お互いに余裕を持って歩けるようになってきました(^^)

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☝JR千葉駅「千葉公園口」から駅構内へ。


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☝足元への意識もバッチリ!

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☝移動した蘇我駅では、折り返しの始発電車を使わせて頂き、乗り降りの練習を何度も行いました。

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☝行きとペア交換して、切符を購入して千葉駅へ戻ります。事前に学んだ自動券売機使用方法や自動改札機の通過方法を実践します。

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☝蘇我駅構内には、トイレ個室内のトイレットペーパーや水洗センターの位置も示した触知案内板もありました!

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☝エスカレーターを使って蘇我駅ホームへ。


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☝混んだ車内のボックスシートに座る受講生。この状態になるまでも紆余曲折がありました(;'∀')

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☝千葉駅は終点でしたので、焦らず降りることができました。

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☝…階段の右半分は「おり口=下り優先」でしたが、気付かず上ってしまった受講生が何組かいたのが残念!

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☝切符を無くしたり(後で見つかったけど…)、床に落としたり、二枚重ねて入れて💦ゲート閉めたりと、ミスは何組かありましたが、要は現場でやらなければ良いのだ!そのための演習なので、反省して次に繋げましょ。

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☝千葉駅のタクシー乗り場付近では、エスカレーター演習も実施。
まずはご利用者様と並んで乗り降りする方法を復習。

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☝その後は手すりを使ってお一人でエスカレーターを乗り降りする方の支援方法を学びました。

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☝いよいよ会場へ戻ります。土曜日の千葉駅付近は人も多いですが、その中を歩きました。

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☝千葉駅から会場までの帰り道の難所である「幅広階段」。
ご利用者様にどう伝え、どう歩くのか。それもガイドのお仕事なのです。

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☝応用課程は様々な状況に、その場でどう焦らず対応していくのか。その力を養っていきました。

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☝皆大分表情が和らいできました(^^♪
これから現場に出ても、ご利用者様と楽しく歩く+安全・安心+目的を果たす支援を行って欲しいものです。

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☝長かった応用課程もついにゴール!横断歩道の向かい側で澤瀨代表が待っています。

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☝今日学んだことをテキストを使って振り返りました。

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☝受講生代表に修了証を授与。お疲れ様でした!

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☝澤瀨代表と受講生代表がポーズ!(*^-^*)

3月~4月に今回と同じ千葉市生涯学習センターで予定されていた応用課程は、直前に新型コロナウイルス感染拡大により会場の臨時休館。
よってやむなく中止…といった事態に。
今回は講師も受講生も「絶対に新型コロナウイルスには感染しない!」&「講習完遂!」を目標に実施しました。
消毒や換気といった感染対策も可能な限り行いました。

そして一人の脱落者も、体調不良者も出さずに講習を終えられた。
それは参加者皆の協力があったからこそです。

全国の同行援護従業者養成研修も、コロナ禍で延期とか中止になっている所が多い中で、あじさいでは11月に茨城県取手市で、来年2月に千葉県千葉市それぞれ研修を開催致します。
乞うご期待!

17名が無事修了した一般課程から一週間、今度は20名の受講生を迎えて応用課程が開講致しました。
9月12日と26日の二日間12時間、これまで以上に現場で使える内容を学びます。

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☝会場は引き続き千葉市生涯学習センター。
朝から曇り空で、日中は雨☂予報(午後から外に行く予定…)という、ちょっと心配なスタート。

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☝澤瀨代表の挨拶から応用課程開始。松戸、市原、旭、我孫子等、県内各地から受講生が集まりました。

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☝同行援護のお仕事は、ご利用者様とのコミュニケーションが大事。
ということで、あじさいの研修は受講生同士のコミュニケーションを大切に進めます。

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☝仲良し四人組⁉思いっきりカメラ目線です(^^;

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☝数年前「ニュースZERO」で「同行援護」が特集された時の映像を真剣に見る受講生。

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☝午前中の座学では「視覚障がい者の様々な見え方を理解する」が主なテーマ。
まずはデジタルデバイス(日本弱視者ネットワーク様作成「見え方紹介アプリ」)を使って体験。

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☝視野狭窄、羞明、夜盲、中心暗転等、様々な組み合わせも出来るアプリを使って、見えないだけではない「見え難さ」を理解しました。

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☝お次は「ロービジョン体験キット」を使っての体験。
デジタルとアナログ教材を使い分けながら、見え方の理解を深めていきます。

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☝この状態でも「見える」と言う視覚障がい者も多くいます。
私達の思う見え方とは違うのだということを実感。

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☝字体が違うと見易さも少し変わったり、色のコントラストでも見え方が変わったりします。

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☝字の大きさがだんだん変わってくる文章を読み上げる体験。
視野によって見やすい大きさも違ってきます。

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☝これは視野の狭い状態で、四つの円の中に文字がバラバラになっている「ことわざ」を読む様子。
いつもはあまり気にしていませんが、晴眼者(目に問題がない人)は一瞬にして情報が目から入ってきますが、これが視野狭窄だと情報量がとても少ないということを体験。

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☝これは「書き取り」体験。枠の大きさ、太さによる見え方の違いを体験中。

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☝視野狭窄(視野が狭い)と、全体像を捉えるのが難しいため、迷路を解くのも一苦労。

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☝これは「猫探し」の体験。猫や犬が大きさもバラバラで書いてある紙から、猫が何匹いるか探し出します。
しかし!チェックしていっても、「トータルで何匹」を数える時に「視野が狭い状態」だとすぐに数えられません…

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☝多くの体験をした午前中の最後は「文集あじさい」(習志野市視覚障害者福祉協会の会員様達が書いたもの)の中の「白杖からのお願い」を朗読。
これは受講生に読み聞かせている澤瀨代表のお母様(元会長)が書いており、「白杖の立場」から視覚障がい者を眺めて、晴眼者に語りかけています。

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☝午後からは実技。まずは基本姿勢の確認から復習しました。

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☝椅子から立って基本姿勢を取る練習も。

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☝上手く出来てドヤ顔⁉(笑)

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☝一般課程が終わって、すぐ応用課程を受講した方も、久しぶりの方も、混ざって練習することでポイントを思い出していきます。

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☝いよいよ2班(10名ずつ)に分かれて、「買い物時の情報提供」を行うべく、アコレ弁天1丁目店様へ向かいます。
先発隊出発の図ですが、この時はまだ雨☂が降っていませんでした。

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☝路側帯の中には電柱など障害物がいっぱい!いかに回避して安全に歩くか(ぶつけないか)が、同行援護従業者に常に試されます。

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☝上手く回避できました(^-^)

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☝こちらは道路の反対側を歩いて来た受講生達。
ご利用者様にも聞きますが、目的地までの経路を考える(歩き易さを考える)のも同行援護従業者のお仕事です。

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☝だんだん雲行きが怪しくなってきました…
傘をさしての歩行も練習済みですが、雨が降ると大変!

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☝入口で交代してガイド役、ご利用者様役を交替しながら買い物演習を行いました。

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☝コロナ禍では消毒薬の場所を教えるのも大切。
「触って商品を確認する」ということが、視覚障がい者には多いので、都度声かけして消毒を促します。

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☝帰り道ではいよいよ雨が降ってきました。練習の成果を試す時⁉

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☝お互いが傘をさす場合は、ガイドの傘が上になるようにさします。
(雨垂れがご利用者様にかからないための配慮なのです)

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☝距離は短いものの、傘をさしてガイドするという良い経験が出来ました(^^♪

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☝入れ替わりで後発隊出発!

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☝ご利用者様の足元、横断歩道の左右確認など、見る所が沢山!
雨の時には横断歩道の白い部分(白線)も滑り易いので、注意が必要なのです。

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☝ご利用者様に言われた商品を探し、値段を伝えたり賞味期限を伝えたり、触って確かめてもらったり。
視覚障がい者の場合、「百聞は一見に如かず」ではなく「百聞は一触に如かず」ということも多いです。

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☝買い物演習を一チームが行う間、残りのチームは階段上り下りの復習を実施。
会場の「千葉市生涯学習センター」様は、来館者向けにこのような掲示をいつもして下さいます。感謝!

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☝階段上り下りの復習風景。何度も繰り返してポイントを覚えていきます。

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☝雨なので、実技の内容を一部変更。
交通機関乗降演習(千葉~蘇我駅間で再来週実施)の準備を後半に行いました。

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☝電車から降りる時は、すばやく移動しないといけません。
立って移動しながら基本姿勢をとっていきます。

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☝電車の手すりも座席に座る時にぶつかり易いので、触れて場所を確かめてもらいます。

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☝これは身長の高いご利用者様を電車内の吊革にぶつけないように座らせる練習。

5時間(午前2時間、午後3時間)は「あっという間」でした。
ラッキー⁉なことに雨☂にも降られましたが、現場に出れば良くあること。
受講生も良い経験が出来たのではないかなと。

二週間後にはJR東日本千葉支社様のご協力も頂いて、実際の電車乗降演習もありますが、基本を忘れずに、落ち着いてやればきっと大丈夫!

まだまだ世の中が新型コロナウイルスに翻弄され、「新しい生活様式」を模索している日々が続いていますが、この夏あじさいでは千葉市で同行援護従業者養成研修一般課程を実施し、無事17名の受講生が修了致しました。

【8月29日…初日の様子】
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☝今回も会場は千葉市生涯学習センター」。
あじさい研修の本拠地⁉ともいえ、会場のご担当者様にも本当に良くして頂いております(^-^)

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☝入口では検温を行うのみならず、除菌グッズを用意し、受講生には都度消毒してもらう等、コロナウイルス感染対策にも力を入れました。
他にも空気清浄機2台設置(1台は持参)や、扇風機(2台)と定期的な窓開けによる換気、サーキュレーター(2台持参)による空気循環を行いました。

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☝千葉県内各地から、17名の受講生を迎えて開講。
まずは澤瀨代表からご挨拶♩

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☝あじさいの講習はグループワークが特長。
「講師からの一方的な講義」は避け、受講生同士で一緒に話して考えていきます。

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☝ご利用者様ともコミュニケーションを取って、「安心&安全&楽しい外出!」を目指すのが同行援護。
だからこそ、講習内でもコミュニケーション力を磨いていきます。

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☝私達の第一印象を視覚障がい者はどう判断するのか?
それは声!「笑顔」での発声=即ち「笑声」(^^)を意識して挨拶する練習の様子。

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☝グループでガイド役とご利用者様役を交代しながら、お互いの声の印象を確認します。

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☝「体験型」講習なのも、あじさいの特長。
会場から近い千葉公園で、仲間が見守る中での白杖歩行を体験しました。

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☝縁石に白杖を沿わせながら歩く様子。単独歩行している方の気持ちを実体験します。

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☝防御姿勢をとって歩く体験も。

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☝今回は「視覚障がい者の心理①」の科目で、当事者(西澤かづ子様)をお迎えして講師と対談形式で一時間お話頂きました。
因みに西澤様はSTT(サウンドテーブルテニス)で、国体メダルを取ったアクティブな方です。
以前、講師(本部)と一緒に、新聞に載った方でもあります。

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☝当事者の立場から、これからガイド(同行援護従業者)になる受講生に望むことや、やって欲しくないこと等お話頂きました。
受講生も「同行援護は自立支援=余計な手を出し過ぎない!」という意味が解ったと思います。
皆真剣に聴いていますね!

【8月30日…二日目の様子】
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☝朝は澤瀨代表の爽やか&和やかなご挨拶から。

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☝三人寄れば文殊の知恵…?
これは「情報支援と情報提供」の講義で、「足元の素材が変わったら“事前に”情報提供する」ということで、「どんな素材があるか」をグループで挙げています。
土、砂利、アスファルト、砂、タイル、草、グレーチング、点字ブロック等、「視覚障がい者の安全な歩行」のために言わなければならないことは実に沢山あるのです。

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☝これは「同行援護従業者」の三つの仕事~①移動支援②情報提供③代筆&代読~のうち、③の「代筆」演習の様子。
極めて実務的な宅配便の伝票記入や、公的機関(住民票の請求用紙)書類の記入演習を行いました。

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☝その後は「代読」演習。一人では読み書きが困難なことが多い視覚障がい者には、代読も含めて「目を貸す」ことが、何よりも大切な同行援護従業者のお仕事。
漢字力とか読解力、注意力に加えて、時には分析力!も問われます。

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☝「代筆・代読の基礎知識」の講義では、自分の名札に点字で名前を書いてみる体験も。

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☝昨日の講演で西澤様が講師の書いた点字をその場ですぐ読むのを目の当たりにして、驚いていた受講生達。
なので、とても熱心に書いていました。

【9月5日…三日目の様子】
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☝一般課程最終日は7時間の実技。澤瀨代表のご挨拶から開始。

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☝まずは昨日習った「基本姿勢」の復習から。
ガイド役、ご利用者様役に加え、オブザーバー(観察者)役の三人一組を作り、お互いチェックする!のもあじさい流。

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☝色んなパターンを練習するとともに、大切な「足元への意識」も学んでいきます。

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☝これは「曲がる」の練習。ガイドが内側にいる時、外側にいる時で曲がり方も工夫が必要。
いずれにせよ、ご利用者様の足元をしっかり見るのが大切。

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☝講師の厳しい(怪しい⁉)目が光る中、しっかり足元を見ています。

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☝これは「狭路通過」の講師デモの様子。皆真剣に見つめていますね!

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☝狭路通過~自動改札機の通過等で使う技術~は、「ご利用者様を絶対にぶつけない」という意識が大切。

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☝午前中の後半戦は階段の上り下り演習。
いつも会場には他の来館者への張り紙を掲示して頂き、研修にご協力頂いています。

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☝まずは一人で歩いてポイントの確認、その後ご利用者様役と歩いて練習します。

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☝皆が固唾を呑んで⁉見守る中、下り階段の練習も実施。

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☝反復練習することで、ポイントを身につけていきます。
「脇を絞めて、しっかりご利用者様の足元を見る」ことが何よりも大事!

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☝階段でヘトヘト(^^;)になった後は、ランチタイム!…とはいかず、食事支援の練習。
と言っても、視覚障がい者役に食べさせる練習でもなければ、アイマスクを着けて上手に食べる練習でもありません。
「どこに何が入っているのか」を説明するのがガイドの仕事。
つまり「情報提供」練習なのです。

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☝これは「またぐ」(溝など)の練習風景。
しっかりとご利用者様の足元を見る+動きを見てタイミング良くまたぐ(重心移動する)等を意識します。
「電車の乗降時」に必ず必要となるのが、この「またぐ」という技術なのです。

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☝最初はガイドの重心は後ろの足にかけます。その後、ご利用者様の動きに合わせて前の足に移動します。

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☝いよいよ研修の集大成でもある外歩きに出発!会場から千葉駅まで往復しました。

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☝横断歩道は青になったら左右確認!してから渡ることを徹底。
「青の変わり目」は、まだ車が止まらずに突っ込んでくる可能性もあるのです。

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☝最初は緊張して「会話」が難しいのですが、会話がお互いに弾むようになると、余裕も出て安心して歩けます。

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☝最初の交代地点「弁天公園」に到着。
入口には上り段差、さらには車止めの石、その先は草と土に下りる段差と、気を付ける要素がいっぱい!

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☝交代時にはご利用者様役からガイド役へ気付いた点をフィードバックする「反省会」をします。
お互いに指摘し合いながら、だんだんレベルアップしていきます。

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☝中で一時間練習するより、外を5分歩いた方が学ぶことが多い。
それが外歩きなのです。学んだ知識と技術を活かせるか否かが問われます。

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☝沢山練習した階段は、上手に出来た人もいれば、焦ってしまった人もいました。
「研修での失敗(の悔しさ)を、現場に出て活かす」こと。それが講習なのかもしれませんね。

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☝無事階段を上り、千葉駅の中央改札手前に到着(^^)

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☝千葉駅のタクシープールに繋がるエスカレーターでは、乗降演習を実施しました。

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☝いよいよ帰り道。階段では矢印を見て逆走しないことも必須です。
「足元への意識」が皆出来てきました!\(^o^)/

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☝歩車道のちょっとした段差も、タイミングよく声かけすれば大丈夫(^^♪

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☝少しずつ皆慣れてきて、堂々と歩けるようになってきました。

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☝最終交代を終えて、弁天公園から会場へ戻ります。

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☝笑顔で歩けるようになってきたので一安心(^-^)

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☝外歩きではギリギリ雨も回避し、無事17名が一般課程修了。
受講生の代表者に修了証を授与する澤瀨代表。明日から現場にも出られます!

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☝澤瀨代表とニッコリ笑ってポーズ!(*^-^*)

未だに感染が広がっている「新型コロナウイルス」の猛威の中で、「講習を完遂させる!」「絶対に感染しない!させない!」を皆の合言葉に実施した今回の講習。
ただ、全員がマスクを着用して、消毒を徹底することで、「過敏になり過ぎない」ことも必要なのかなと思います。
我々は視覚障がい者の皆様と外を歩くお仕事で、病院とか人混みに行くことだってある。
恐れるばかりでなく、一人ひとりが「できる対策」をして臨めば良いのではないのかな…と。

【オ・マ・ケ♪】
あじさいでは修了証と一緒に、視覚障がい者に関する支援のシールとポストカードを受講生にお渡ししています。
いずれも関係先からは無償でお譲り頂いており、感謝感謝!です。

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点字ブロックステッカー 配り隊! 貼り隊!様のシール

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「ホーム転落をなくす会」様のポストカード

受講生達には視覚障がい者を取り巻く環境についても理解を深め、何かあった時にはすぐに声をかけられる環境創りに寄与してもらいたい!と思っています。

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2024.11.21 Thursday