インフォメーション

習志野市視覚障害者福祉協会では、運動の一環として卓球(サウンドテーブルテニス)🏓を、習志野市東部体育館を会場に月に二回のペースで行っています。
40代から90代までの視覚障がい者と、ボランティアさん、あじさいスタッフが同行援護従業者(ガイドヘルパー)として参加しています。
最大の特徴は「皆で楽しむ」(一部真剣勝負💦)ということ。
最近は審判資格を持ったスタッフが来た時には「試合形式」で行うので、かなり白熱した名(迷?)勝負が続出!😀
そんな活動の様子をご紹介します。

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☝澤瀨代表とグループホーム「イーハトーブ」の利用者Sさん。
晴眼者(ボランティアさんとあじさいスタッフ)は利き手と逆でラケットを握るか、目を閉じてやるかを選択して行います。
利き手ではない左手でラケットを持って、目を閉じて、時には「口撃」も加えながら👄奮闘する澤瀨代表なのでした。

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☝あじさい利用者Jさんと対戦する澤瀨代表(右側)。
ラケットを利き手ではない左手で持っていますが、一切利用者様に忖度せず、大人げなく真面目に取り組んでいました(笑)

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☝弱視の90代のAさんは、ラリーがとても速い!ので、Oガイドも目を開けて対戦。

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☝Sさんと対戦する時は目を閉じたOガイド。「ムズカシイ~!」を連発していました。

皆の協力で楽しく出来るのが、このサウンドテーブルテニス。
晴眼者は目を閉じてやることによって、視覚障がい者の立場を少し理解出来ます。
興味がある方(参加したい方)は、一度お問い合わせ下さい。

2017年から千葉県で同行援護従業者養成研修を開講しているあじさい。
2018年には埼玉県(越谷市)で一般課程開講。
2019年から茨城県(取手市)で定期的に(年に二、三回のペースで)開講していますが、この度茨城県の鹿行エリア(鹿嶋市)で初開講致しました。
記念すべき第一回目の講習の様子をご紹介します。

【一般課程一日目】1月14日(土)の様子

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☝会場の鹿嶋勤労文化会館の前で初日に臨む澤瀨代表。

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☝澤瀨代表と本部講師のご挨拶から講習スタート。
受講生8名は鹿行エリアにお住いの方、利根川を越えて千葉県からお越しの方、遠くは水戸市やひたちなか市の方も。

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☝ご縁があって一緒に学ぶ仲間同士。
まずは4名ずつ2グループに分けて、自己紹介から初めます。
お仕事においても、ご利用者様とのコミュニケーションがとても大切。
あじさいの講習では、最終日までには必ず他の受講生「全員」と関わる機会を持つことで、コミュニケーションスキルを上げていきます。

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☝初日は「視覚障がい者を取り巻く世界の概要を学ぶ」が大きなテーマ。
視覚障がい者の数から始まり、障害等級、障害者手帳、歩行訓練、白杖、点字ブロック、盲導犬と色々なことを学びます。
まずはグループで考え、今まで見聞きした知識を仲間で共有。
そして代表者が経って「名前を名乗って」発表します。
名前を名乗るのは視覚障がい者の支援時におけるマナー(視覚障がい者は相手を声で判断するため)ですので、それを身に付けていきます。

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☝これは視野の広さと狭さを確かめている様子。
晴眼者(目に問題がない人)は両目の視野が160度から200度あると言われますが、視覚障がい者の中にはとても視野が狭い人も。
「視覚障がい者」と聞くと、ほとんどの方が「視力」を考えてしまいますが、実は「視野」の問題もあるのです。

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☝これは視覚障がい者への最初の挨拶を行う練習。
視覚障がい者には、私達の表情は見えない。だからこそ「第一印象は声」なのです。
ガイド(同行援護従業者)役の声を、目を閉じて聞いて、お互いに印象を伝えます。
「笑顔&笑声」で挨拶する、が基本です。

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☝これは黒板に書かれた食事(食器の配置)を説明している様子。
ガイドの説明で、いかにご利用者様の頭に絵が描けるか。
同行援護のお仕事では「説明力」が求められます。

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☝「視覚障がい者の心理①」のカリキュラムでは、あじさいのご利用者様である西澤かづ子様にお越し頂き、普段の生活の話やホームから転落した時の話等、様々なことをお話頂きました。
講演前には受講生が名前を名乗って自己紹介。

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☝趣味の一つであるサウンドテーブルテニス🏓のラケットを持ってお話する西澤様。
2018年の第18回全国障害者スポーツ大会「福井しあわせ元気大会」では、金メダル🥇を取った実力者なのです!

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☝スマートフォンを使われる西澤様。
画面が見えなくても「スクリーンリーダー」iPhoneだとVoiceOverがあるので、設定すればアプリのアイコンやメールを読み上げてくれます。
さらに映画は「音声ガイド」のアプリ(HELLO! MOVIEUDCast)を入れて、音声データをダウンロードしてから映画館に行けば、役者の台詞以外の場面状況を教えてくれます。
ご自宅ではスマートスピーカーも使っているそうです。

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☝視覚障がい者はお金をどうやって区別するのか?
ということで、まずは受講生がチャレンジ!
例えば紙幣💴の場合だと「識別マーク」や長さの違い等で確認出来ます。

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☝西澤様の場合、紙幣を折り畳んで確認するそうです。
(千円札は半分に折り、さらに三角に折った時に綺麗に重なるとのこと)

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☝硬貨は触った時に、横のギザギザや穴の有無、大きさで判断出来ます。

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☝点字を読み書き出来る西澤様は、講演のアウトラインを指で読みながら話されていました。


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☝同じサイズの調味料の箱が数種類。
自分の使いたい物をどうやって選ぶのか?

これも受講生がチャレンジ!しましたが、あえなく撃沈💦
箱に「点字で種類を書いたシール」を貼ることで、西澤様は区別しているそうです。
こんな感じで楽しく進み、あっという間に約一時間の講演が終了。

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☝最後に雨が上がった会場前のスペースを使って各種体験へ。
①視覚障がい者(西澤様)と歩いてみる
②白杖を使い単独歩行してみる
③人に掴まって歩いてみる
を行いました。

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☝8名の受講生全員と歩いて下さった西澤様。
皆が思ったよりも、西澤様の歩くスピードが速くて驚いていました。
「ご利用者様の歩くペースに合わせられる」ことも、同行援護従業者の大切な資質なのです。

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☝人に掴まって歩くことの安心感(と不安感)も体験。
どうされたら安心なのか、逆に不安なのかを次回以降の講習で学んでいきます。

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☝仲間が見守る中、白杖を使っての単独歩行にチャレンジ!

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白杖の役割も講義で学んだ今日。障害物の検知も役割の一つです。

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☝体験の最後に皆にアドバイスを下さった西澤様。
二時間かけて、千葉市からお越し頂き感謝です!

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☝最後は会場前で記念撮影📸
これにて一日目のカリキュラムが終了。お疲れ様でした!

あじさいでは現在、千葉県と茨城県で同行援護従業者養成研修を定期的に開講しております。
いずれも年に三回のペースで開講し、奇数月に各県四か月おきのペースで開講予定です。
取り急ぎ会場予約済み(県へ申請中)の日程につきましてご案内致します。

【千葉県】千葉市(千葉市生涯学習センター)
令和5年度第1回目:一般課程・・・7月1日(土)、7月8日(土)、7月15日(土)
          応用課程・・・7月22日(土)、7月23日(日)

【茨城県】取手市(取手市立福祉会館)
令和5年度第1回目:一般課程・・・5月13日(土)、5月20日(土)、5月21日(日)
          応用課程・・・5月27日(土)、5月28日(日)

いずれも募集開始日が決まり次第、ホームページに掲載致します。
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2023.01.01 (Sun)  00:00

新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になり、社員一同心より御礼申し上げます。
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昨年に引き続き本年も介護・支援事業部は、更なるサービスの向上に努めて参りますので、より一層のご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。
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2017年から取り組んでおります視覚障がい者の外出支援者を育てる「同行援護従業者養成研修」は、本年度も千葉・茨城両県で各3回ずつ実施予定です。
コロナ禍で全国的に研修実施事業者が減っていますが、弊社では感染対策を徹底し、これからも頑張って続けて参ります。
昨年はお蔭様で一般課程修了者が通算500名を達成致しました。
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同行援護を実施する事業所も少なく、今でも同行援護の支援事業所を探して弊社に問い合わせがあります。
視覚障がい者が安心して、普通の生活が出来るように、支援者養成を行っていきますので、宜しくお願い致します。
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そして一昨年10月にオープンした視覚障がい者が主対象のグループホーム「イーハトーブ」では、入居者の方が色々な事にチャレンジしてくれた年となりました。
月に一度「粉を使ったクッキング」を、あじさいヘルパーが講師として開催しております。
昨年11月には、
視覚障がい者がきちんと学べる料理教室「やさしい手料理キッチン」の先生二名にお越しいただき、出張授業として中華パーティーをしました。
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これからも楽しんで生活できるように、共同生活のルールを守りながら、それぞれの理想郷を作って欲しいと願っています。
ご興味のある方はイーハトーブまでご連絡下さい。

皆様のご健勝とご多幸をお祈りし、新年のご挨拶とさせていただきます。
本年も宜しくお願い申し上げます。
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令和5年元旦
株式会社あじさい
代表取締役 澤瀨康子

12月13日火曜日に習志野市立第七中学校にて「特別支援教育振興推進講話」が行われました。
地域貢献ということで、弊社ご利用者様である西澤かづ子様、澤瀨康子代表、本部和裕スタッフが講師として参加。
一年生約100名を前に、50分間という限られた時間の中、代表生徒6名による誘導体験も含めて、様々なことをお伝えしてきました。

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☝「視覚障がいへの理解~共生社会を目指して~」というテーマで、前半は前半は西澤様による講話。
自己紹介、暮らしの工夫、家の中での困り事、公共のサービス、外出する時など、5つのテーマに分けて約20分間お話して頂きました。
合間に挟んだクイズでは、地域の現状を知ってもらう、といった観点から、市内の視覚障がい者人数(人口約175,000人、視覚障がい者数265人)や盲導犬🐶の数(全国848頭、県内26頭、市内0頭)に関する問題を実施。
クイズは声を上げて答えてもらう~視覚障がい者は手を挙げてもわからない!~という工夫を行いましたが、元気に答えてくれました。メモを取る生徒が多かったのが印象的。

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☝後半は「視覚障がい者との歩き方~何が良い?悪い?~」というテーマで約20分間体験を実施。
まずは西澤様と本部スタッフで悪い例を見せ、澤瀨代表が生徒に何が悪いか答えてもらう形式で行いました。

【悪い例で実施したこと】
①困っている視覚障がい者に声をかけ、その後「手首を鷲掴み」して誘導する。

②歩いている視覚障がい者の白杖を、いきなり(前に障害物があるので)「危ないよ!」と引っ張る。
③無言で歩きだす。(スマホながら歩きの人が横切ったので)いきなり止まる=情報提供しない。その後、何も言わないで歩きだす。

④視覚障がい者のペースを無視して歩く。脇を緩めたり、持たれている腕をぶらぶらして歩く。
⑤上りか下りかを伝えず「段差があります」と言う。
⑥前方で手を振る澤瀨代表を見て、「あそこに澤瀨さんがいますよ」と言う。
⑦物を落としたので、いきなりしゃがむ。

これらを解説してから、正しい歩き方をデモンストレーション歩行して、代表の生徒に歩いてもらいました。

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☝終了後は西澤様と澤瀨代表で記念撮影📸

習志野市にある事業所として、地域の中学生に少しでも視覚障がい者を取り巻く世界について、興味をもってもらえたなら幸いです。
それがいつか「何かお困りですか?」と、お困りの視覚障がい者にお声がけすることに繋がると信じています。

習志野市第七中学校様、習志野市障がい福祉課様、ありがとうございました。

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2023.01.31 Tuesday