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スキルアップもあじさいへ!同行援護フォローアップ研修の様子(風ニモマケズ編)
2017年から同行援護従業者養成研修を実施しているあじさい。
おかげさまで、これまで多くの同行援護従業者を育ててきました。
さらに口コミで受講者も増え、その結果として同行援護事業所様から現任者のフォローアップ研修の依頼も増えてきました。
今回は昨年に引き続き、埼玉県視覚障害者福祉協会様の同行援護事業所「彩」から依頼された研修の様子をご紹介。
台風🌀級の強風が吹く中で、外歩きを含めて皆頑張りましたよ!
【3月6日(土)の様子】
☝メイン講師は本部和裕スタッフ。澤瀨康子代表がサブ講師として参加(写真撮り忘れで一枚もアリマセン💦)。
参加者に一日のスケジュールを説明しています。
今日のテーマは「①電車・バス乗降時のポイント」「②様々な階段昇降」です。
☝まずはウォーミングアップで「挨拶から基本姿勢」の流れを再確認。
二人幅、手の誘導等、日頃は忘れがちですが、大切な動作を思い出していきます。
☝電車乗降は時間の都合上、シミュレーションのみ行いました。
「またぐ」の動作はまさに「ホームと電車の間の隙間」、つまり乗降時に使います。
目線👁は必ずご利用者様の足元へ!
☝当事者として見学されていた埼玉県視覚障害者福祉協会石川副会長様からアドバイスを受ける参加者達。
☝その後は「椅子への誘導」「狭い道の通過(自動改札等)」といった、電車やバスの乗降に関わる実技を実施。
あっという間に午前の部が終了しました。
☝午後は地元のバス会社「国際十王交通」様にご協力いただき、箱田車庫にてバスの乗降演習等を実施しました。
☝後乗り前降り整理券方式(後払い)のバスを使って、乗り降りの練習を繰り返しました。
因みに所有する9割がノンステップバスとのこと。
確実にバリアフリー化は進んでいますね👍
☝支払い(現金orICカード)や座席の誘導、車内移動など、実際の現場ではやることが多いです。
その辺りをふまえて、何度もシミュレーションを行いました。
☝最新のバスには、運転手さんの体調不良時にバスを止められる非常ブレーキ(ドライバー異常時対応システム:EDSS:Emergency Driving Stop System)が付いているそうです!
☝最後は所長さん達からバス乗降時の諸注意をお話しいただき、演習が終了。
ラグビー🏉の試合が熊谷であったため、バス🚌も忙しい日でしたが、演習のために2台もご用意いただきました。感謝です!
☝箱田車庫での演習終了後は、次の演習を行う熊谷中央公園へと移動します。
そこで今回参加者に課せられた課題は!?
☝何と「情報提供をしないで歩く」こと💦
ご利用者様との会話も含め、コミュニケーション能力が問われるガイドのお仕事ですが、あえてそれをしないことで「(現場に出た)今だからこそわかる」情報提供の大切さを思い出していきます。
☝途中でガイド役とご利用者様役を交替しながら熊谷中央公園へ。
きっと話したくて口👄がムズムズしたことでしょう。
☝公園に到着。今回の課題を考えて下さった視覚障がい当事者で同行援護事業所「彩」のサービス提供責任者でもある小林様と本部講師からフィードバック。
☝熊谷中央公園は演習で使える階段の宝庫!(笑)
こんな「土留めの階段」がありました。
☝見えない(見え難い)方々に、どう伝えるのか。そしてどう歩くのか。
実際に同行援護の現場に出ると、予期しない場面が数多くあります。
そこで慌てずに、落ち着いて対応出来るか否かがガイドの腕の見せ所💪です。
☝公園内の数か所で土留めや幅広の階段を上り下りして、慣れていきます。
これで現場に出ても大丈夫!なはず。
☝熊谷中央公園~熊谷市役所~星川通り~会場(男女共同参画推進センター「ハートピア」)のルートでガイド&利用者役体験。
先ほどとは違って勿論、「情報提供」(会話含む)有で歩きました。
市役所から駅方面へと延びる道は、歩道もとても広く歩きやすい上、歩行者と自転車の優先側を決めてありました。
そこをきちんと見て歩くことも大切(自転車側を歩いていたら、「邪魔だ!」とベルを鳴らされても、文句は言えません)。
☝少々摩耗していますが💦エスコートゾーンも整備されているのが素晴らしい。
そんな横断歩道🚥を渡って会場へと向かいます。
☝日々視覚障がい者の方々のガイド(同行援護)を担当している皆様なので、会話をしながら歩くのはお手の物♪
そんな中でも「ご利用者様の足元に対する意識」は欠かせません。
☝JR熊谷駅のコンコースは二階。一階ロータリーから二階への移動手段は「階段」「エスカレーター」「エレベーター」の三種類。
情報提供を行って、ご利用者様(役)に選んでもらいます。
そうそう、ちゃんと「上り優先」側の階段を選んでいますね!(矢印でわかります)
移動時にそれを見付けて、安全な側を進むことも、ガイドの大切なお仕事なのです。
☝さすがに現役ガイド。「足元への意識」がちゃんと表れている一枚ですね!👍
会場に戻って外歩き演習が無事終わりました。
☝最後は石川様と小林様からのお言葉を頂いて研修修了!
忘れがちな「基礎」の大切さをあらためて思い出し、明日からのサービスで何か一つでも活かして頂ければ幸いです。
★あじさいでは同行援護従業者養成研修、同行援護事業所のスキルアップ(フォローアップ)研修も承ります。詳細はコチラをご覧下さい。
お問い合わせは電話:047-409-6617、担当:澤瀨(さわせ)、本部(ほんぶ)まで。
またはコチラの問い合わせフォームよりお願い致します。
同行援護従業者養成研修(7月千葉市開講分)本日より募集開始!
本日より7月に千葉市で開講する同行援護従業者養成研修の受講者募集を開始致しました。
詳細につきましては、リンク先のページをご確認下さい。
【2024年7月開講分日程】※一般課程における福祉有資格者の科目免除は致しません
一般課程※1…令和6年7月7日(日)、7月14日(日)、7月15日(祝)の3日間20時間
令和6年7月 7日(日)9時30分~17時00分
令和6年7月14日(日)9時30分~18時00分
令和6年7月15日(祝)9時30分~18時00分
応用課程※3…令和6年7月21日(日)、7月28日(日)の2日間12時間
令和6年7月21日(日)9時30分~16時00分
令和6年7月28日(日)9時30分~18時00分
【会場】
「千葉市生涯学習センター」(千葉市中央区弁天3丁目7番7号)
JR千葉駅「中央改札」を降りて、「千葉公園口」から徒歩8分
JR千葉駅「西改札」を降りて、「北口」から徒歩10分
千葉モノレール「千葉公園駅」から徒歩5分
定員20名先着順となっております。
受講希望の方は、お早めにお申し込み下さい。
同行援護従業者養成研修の予定(2024年4月以降)
2024年度(4月~翌年3月)も千葉市を中心に、千葉県と茨城県で同行援護従業者養成研修を実施する予定です。
会場手配の都合上、現時点で日程は全て決まっていませんが、決定している分をお知らせ致します。
★千葉県(千葉市)
会場:千葉市生涯学習センター
日程:一般課程 7月7日(日)、14日(日)、15日(祝)
応用課程 7月21日(日)、28日(日)
受付:3月15日(金)より、インターネットおよびファックスにて
※7月以降は11月と来年3月に同会場で予定しております。県内他エリア(東葛)でも研修開講可能性あり。
★茨城県(鹿嶋市)
会場:鹿嶋勤労文化会館
日程:一般課程 6月9日(日)、16日(日)、23日(日)
応用課程 6月29日(土)、30日(日)
受付:4月1日(月)より、インターネットおよびファックスにて
※これ以降は取手市、鹿嶋市で開講計画あり。
祝!習志野市初のエスコートゾーン設置
この度、習志野市では初(と思われる)エスコートゾーンが、イトーヨーカドー津田沼店、ミーナ津田沼、津田沼一丁目公園間に設置されました!
新京成電鉄の新津田沼駅の近くです。
💡エスコートゾーンとは?
横断歩道に設置して、視覚障がい者が横断方向の手がかりとする突起形状の道路横断帯のこと。
☝イトーヨーカドー津田沼店とミーナ津田沼の間
☝イトーヨーカドー津田沼店と津田沼一丁目公園の間
☝津田沼一丁目公園とミーナ津田沼の間
市内にはまだまだ設置が必要と思われる場所が多数ありますけど、まずは一歩前進!
少しでも視覚障がい者が安全・安心して移動出来る習志野市になることを祈っています😊