インフォメーション
より実戦的に!茨城県(取手市)での同行援護従業者養成研修(応用課程)終了!②
【12月6日(土)応用課程二日目の様子】
☝いよいよ最終日!澤瀨代表も気合いが入ります…って、いつもの通り⁉(^^;)
☝「この講習から絶対にクラスターを発生させない!」を合言葉に、皆で協力して新型コロナウイルス感染対策を徹底しました。
県が推奨する「いばらきアマビエちゃん」も、勿論活用しました!
誰もコロナに感染せずに済みましたので、良かった良かった(^^♪
☝今日のメインイベントは「交通機関の乗降演習」~JR常磐線の取手駅と我孫子駅間の乗降演習~です。
午前中はそれに繋げるための復習から、だんだん応用へと進んでいきます。
「手は下から沿える(鷲掴みとか逮捕・連行式は厳禁!)」といった動きも自然にできるようになってきました。
☝電車・バスの手すり(ポール)は、見えない・見え難いという特性を持つ視覚障がい者がぶつかり易いもの。
よって、触ってもらうことでそれを防ぎます(写真では椅子上の白杖が手すりという前提)。
☝椅子から立ち上がる前に「立ったら~方向に行きます」とお伝えし、立ち上がって歩きながら基本姿勢を取る練習も行います。
☝椅子に目が行きがちですが、身長の高い視覚障がい者の場合、立ったり座ったりする時に「吊り革」にもぶつけないよう、ガイドは配慮が必要なのです。
☝これは「溝をまたぐ」の復習。
ガイドは絶対に視覚障がい者の足元から目を切らない!が最重要ポイント。
きちんと基礎を復習して、だんだん応用へと進めていきます。
☝これはドアの戸袋(扉の収納部付近)に触れてもらうことで、電車とホームの隙間が判る⇒安全に乗れる\(^o^)/という練習。
受講生が戸袋役なのです!(;'∀')
☝午前中の最後は改札通過の演習。一般課程で学ぶ「狭路通過」の技術が基本ですので、まずは復習。
☝この実技のポイントは~①ご利用者様を通路の中央に誘導(位置取り)する②しっかりご利用者様の身体と重なる(一人幅を作る)③ぶつけないよう最後まで意識する~です。
☝これは切符を一枚ずつ自動改札機に入れるシミュレーション。
(二枚重ねて入れると…ゲートが閉まります!)
☝切符を取りつつ、ご利用者様を絶対にぶつけない!
これは両方出来ていますね(^^)
☝出てきた切符を取ることも勿論大切ですが、「ご利用者様を絶対にぶつけない」ことの方が大切。
☝それが意識出来ていれば、最後までしっかり見ることが自然に出来るのです!
☝講師のアドバイスを真剣に聴く受講生達の図。
皆素直で覚えが早かったというのが、今回の教えた側の感想です。
☝午後はいよいよ研修の集大成!とも言える交通機関の乗降演習へ。
今までと違う道で取手駅へ向かいます。
☝応用課程だけに、取手駅までの道も応用コース!
こんな車止めを避けていきますが、ご利用者への状況説明も大切。
☝車止めを突破した後は、滑り止めもあるような急坂を下りて取手駅へ向かいます。
ご利用者のペースに合わせて、焦らず行くことも意識します。
☝様々なトラップ⁉を無事に越えて、皆余裕が出てきました…というよりも、練習を重ねて自信をもって歩けるようになってきました!(^-^)
☝取手駅西口改札へと上がる階段もなんのその!
☝いよいよ本番!まずは我孫子駅までの切符を購入します。
☝改札通過の図。切符は一枚ずつ入れる、取り忘れない等、当たり前のことを当たり前に落ち着いてやることもガイドの技量です。
☝取手駅改札の通過後は、コンコースをお借りしてエスカレーター乗降演習。
これは手すりを使って乗られる方への手の誘導を、講師がデモンストレーションしている所です。
☝エスカレーターに並んで乗ることを希望される方、手すりを使って乗ることを希望される方、いずれにも対応出来るように練習します。
「エスカレーターを選ぶ方」は「エスカレーターに乗れる方」なのです!が、乗り方についても「意向」を確認しなければなのです。
☝講師のデモを見守る受講生。
きちんと基本姿勢がとれていれば、ガイドの足先がホームからはみ出るくらいまで進めば、ご利用者様のまたぐ距離は短くなるのです!
☝あとは実践あるのみ!何度も繰り返して練習します。戸袋を触って乗る練習も、室内でやるのと本物の電車とホームを使ってやるのでは、全く緊張感が違います。
☝折り返しで30分以上停車している電車を使って、午前中室内で練習したことを復習します。
立ち上がって歩いたり、手すりに触れてもらって座ってもらったり…
☝練習後はガイド役と視覚障がい者役(アイマスク装着)に分かれて取手駅から我孫子駅への本番へ。
これは無事に乗車出来た後の電車内の一コマです。ホッとした感じが出ていますね(^^♪
☝こんな微笑ましい⁉シーンも(左側が澤瀨代表デス)。
☝復路は我孫子駅から取手駅まで。無事に帰着して、改札を出て終了!(^^)
☝あとは会場へと戻るだけ!暗くなりつつある中、利根川土手へと上がります。
☝常磐線の鉄橋を背に、利根川の土手の遊歩道を会場へと向かいます。
車止めの間も、これまで学んだテクニックで無事通過しました!
☝日も暮れて足元も見え難い中、会場へ無事に帰ってきました。
☝澤瀨代表から受講生代表に「応用課程」修了証を授与。
☝ニッコリ笑ってポーズ!お疲れ様でした!(^-^)
巷では新型コロナウイルス感染が広がり、取手市内でも不要不急の外出を避けるよう防災無線が流れている中で、二日連続のハードな講習を何とか乗り越えた7名の受講生達。
最後は晴れやかな笑顔だったのが印象的でした。
茨城県内ではあじさい初めての応用課程は無事終了。
引き続き来年度も取手市で二回計画中。リクエストがあれば他市町村にも伺います!
より実戦的に!茨城県(取手市)での同行援護従業者養成研修(応用課程)終了!①
茨城県内では待望の初開催!となる同行援護従業者養成研修応用課程を取手市で開講し、新たに7名の同行援護従業者が誕生致しました(^-^)
それでは2日間で12時間にも及ぶ研修風景を二回に分けて、ダイジェストでご紹介!
【12月5日(土)応用課程一日目の様子】
☝いつものように澤瀨代表のご挨拶から講習開始!
ちょっと眠そう⁉
☝あじさいの研修初日恒例の「全員回って自己紹介タイム」の様子(^^♪
☝以前「ニュースZERO」で同行援護が特集された時の映像を視る受講生達。
「網膜色素変性症」の方の見え方や、買い物の様子等が紹介されました。
☝デジタル教材(見え方紹介アプリ)を使用して視覚障がい者の様々な見え方を理解します。
☝このアプリでは「羞明・夜盲症」、「視野狭窄」(軽度、重度、白)、「中心暗転」(軽度、重度、白)というようなロービジョンの体験ができます。
「見えない」のが視覚障がい者の全てではない。
「見え難い」といった状態もあるのだ、ということを体験して理解を深めていきます。
☝自分のスマートフォンで体験できるのが便利です。
受講生達は皆興味津々で取り組んでいました。
☝デジタルデバイスの次はアナログデバイス!(笑)
お次は「ロービジョン体験キット」(紙製)を使って、さらに様々な見え難さの体験を行いました。
☝視野が狭いと周囲の状況がとても判り難い…
☝あまりに見え難いので思わず苦笑い⁉(^^;)
☝同じフォント、同じ字の大きさでも「白地に黒」と「黒字に白」では見え方が違います。
(一般的に後者の方が見易いと言われます)
☝明朝体とゴシック体でも見え方が違う!(◎_◎;)
(一般的に後者の方が見易いと言われます)
☝グループに分かれて様々な見え方を体験しました。視野が狭いと一度に入ってくる情報量が少ない!
(フォントサイズを変えた文章を朗読している様子)
☝晴眼者(目に問題がない人)が情報を得る時、8割が「視覚からの情報」と言われます。
視覚障がい者はそれが全くない(全盲)か、ほとんどない(ロービジョン)。
ただし、視覚障がい者=「全員が全盲」ではなく、「見え難い」方もいるのだということを理解しました。
☝これは「4つの丸の中にバラバラになっている文字(さらに大きさも違う…)を繋げて諺を完成させる」課題。
晴眼者はすぐにそれが解る=「瞬時に情報が入る」。しかし、視覚障がい者にはそれが難しい。
☝視野狭窄ゴーグルを着けての「文章書き取り」。
枠が大きければ見える、という訳ではなくて、その人の視野によっても異なります。
☝「迷路」も、スタートとゴールを探すことから始めますが、なかなか見つかりません…
☝これは「猫探し」(大きさがバラバラな犬と猫の絵の中から猫が何匹いるか探す)の体験中。
やっと見つけられても、全体像が捉えられないため、トータル何匹だっけ?と、再度数え直す受講生もいました。
☝視野の狭さを含め、「見え難い」を実体験として理解しました。
「私はちょっと見えているんだよ」いう視覚障がい者も少なからずいますが、私達(晴眼者)が考える「ちょっと」とは全く違う!ということを実体験しました。
☝午前中の最後には、必ず「文集あじさい」の中にある「白い杖からのお願い」を澤瀨代表が読み上げます。
これは視覚障がい者の持つ「白杖」の立場から、晴眼者に視覚障がい者がもし困っている時には、ぜひ周りのサポートをお願いしたい…という文体で書かれています(作者は澤瀨代表のお母様である澤瀨正子様)。
☝いよいよ午後からは実技!応用課程は12時間中10時間が実技!と、実技が多いのが特徴です。
まずは基本姿勢からお互い再確認します。
☝三人でグループを組んで、一人が「オブザーバー役」(見て指摘する役)を作ったり、お互いが評価し合ったり…というのが、あじさい流の実技の進め方。
「講師が指導する」だけではなく、受講生同士がお互いに成長していくとともに、コミュニケーションもはかっていきます(^^♪
☝椅子への誘導も復習。「手は下から添える」も良く出来ていますね!(^^)
☝皆で分かれて練習を繰り返します。
☝固定された椅子ではない場合、ガイドが後方から椅子をしっかり支えることも大事!
(決して腰を触りません!)
☝椅子から立ち上がって、歩きながら基本姿勢を取る練習も。
これは電車の座席からドアまでサッと移動する時等に繋がります。
☝雨予報の中、西友取手駅前店様にご協力いただいた「買い物(情報提供)演習」へと出発!
視覚障がい者とお買い物に行くことは多々ありますが、その中で何を伝えるべきなのかを実店舗で練習します。
☝雨上がりの取手市内を歩く受講生達。
☝往路(西友まで)は澤瀨代表が視覚障がい者役で参加。
…相変わらず目立っていますね⁉(^^;)⇒写真左側の怪しいアイマスクの方デス。
☝歩車道の境は水が溜まり易い(残り易い)場所。
水たまりを踏ませないように、ガイドが気を付けながら歩きます。
☝常磐線ガード沿いの道は、歩道の幅が狭いので、慎重に進みます。
☝目指す西友取手駅前店が見えてきました。
☝到着!
☝入店したら、各ペアに分かれて買い物演習開始です。
☝視覚障がい者は消毒液の場所も判り辛いため、ガイド(同行援護従業者)が消毒液を見つけたら消毒を促すのが鉄則です。
☝数ある商品からご利用者様の希望の商品を探すこと。
そのための「選択肢」を与えるともいえるのが「情報提供」なのです。
探し物が見つからない時は店員さんに聞くこともあります⇒右往左往するより時間は早く済みます。
☝現役の同行援護従業者でもある澤瀨代表も、視覚障がい者役の受講生と組んでお手本を披露⁉
☝買い物演習を終えて、会場へと戻ります。
受講生が奇数(7名)だったので、講師(本部)がガイド役で帰りを担当。
☝駐車場の入口など、微妙なアップダウンがある所は声かけと歩くスピードを調整して進みます。
☝無事会場へと帰館。お疲れ様でした!(^^)
雨交じりで足元もまだ濡れている中での外歩き演習&買い物(情報提供)演習でした。
「ガイド(同行援護従業者)さんと一緒に買い物に行くと、私達(視覚障がい者)は商品を選ぶことが出来る」と言われます。
それだけに大切なのが、情報提供という視覚障がい者が対象ならではの「支援技術」。
コミュニケーションも含め、ガイドのお仕事は「話すこと」ですが、そのことを学んだ応用課程初日でした。
来年度(令和3年4月~)の同行援護従業者養成研修予定
あじさいでは、来年度も新型コロナウイルス感染対策を行いながら「通学」での同行援護従業者養成研修を開講する予定です。
これまでと同様に、千葉県と茨城県で各2~3回実施を考えております。
現時点で、会場予約済(これから各県庁へ申請手続き)の日程は以下の通りです。
【千葉県】
・千葉市(千葉市生涯学習センター):一般課程6月6日(日)、12日(土)、13日(日)の三日間20時間
応用課程6月26日(土)、27日(日)の二日間12時間
【茨城県】
・取手市(取手市立福祉会館) :一般課程5月15日(土)、16日(日)、22日(土)の三日間20時間
応用課程5月29日(土)、30日(日)の二日間12時間
いずれも令和3年(2021年)2月1日(月)から募集開始予定です。
茨城県(取手市)での同行援護従業者養成研修(一般課程)終了!③
【11月28日(土)一般課程三日目の様子】
☝いよいよ一般課程の最終日!
今日はこれまでよりも広い部屋を使って、丸一日(;'∀')実技の日なのです。
まずはいつものように澤瀨代表のご挨拶から始まります。
☝先週までの復習その1は、お声がけから。
「視覚障がい者にとって、私達の第一印象は声なのだ」ということを思い出しながら、感じの良い(明るい)お声がけから始めます。
☝先週までの復習その2は、基本姿勢!
三人組で、お互いチェックし合いながら進みます。
☝今回の受講生(9名)は、とても覚えが良く、終始スムーズに進行しました。
☝椅子から立ち上がって基本姿勢をすぐにとる練習も復習しました。
☝進む・止まるも再確認!最初も途中も最後もご利用者様の足元を都度意識しなければ、です。
☝部屋が広いので、練習環境としては最適でした(^^)v
☝これは「曲がる」の演習。
ガイドがご利用者様の内側にいるか外側にいるかで、曲がり方も変わってきます。
例えて言えば、車における「内輪差・外輪差」と一緒です。
☝お次は「狭路通過」の演習。
自動改札機等の狭い場所を通る時に使う体勢ですが、ご利用者様としっかり重なる(基本姿勢の二人幅から一人幅を作る)のがポイント。
☝位置取り(ご利用者様を狭路の中央に誘導する)を考え、ぶつけないように後方確認しながら通るという、なかなか難易度の高い実技ではあります。
☝上り階段の演習開始!
☝上りが出来れば下りも出来る…はずなのですが、やはり下り階段は緊張します。
脇を絞めて、ご利用者様のペースに合わせて、足元を見ること。
これを徹底することが大切なのです。
☝ようやく午前中が終わって楽しい食事…ではなく、食事支援(内容物の情報提供)演習の様子。
パッケージを開けたり、割り箸を割ったりするのは、視覚障がい者も出来ますので、余計な手出しは基本的に無用。
☝午後の最初は「溝をまたぐ」から。
何よりもご利用者様の足元への意識が大切。
☝この演習は現場では「電車の乗降」等に深く関わってきます。
またぐタイミング(ガイドはご利用者様が二歩ともまたいだのを見てから、内側の足をまたぐ)を意識し、重心移動も考えながら演習を行いました。
☝いよいよ研修のメインイベントとも言える外歩き演習へ出発!
ガイド役、視覚障がい者役、オブザーバー役の三人一組で取手駅へと向かいます。
☝初めてガイド役として外に出て歩いたこの時間は、いつまでも忘れることがないでしょう。
☝ちょっと緊張もほぐれてきたかな!?
☝取手駅東口側から西口側への自由通路を通り、階段を上がると取手駅に到着。
☝JR東日本東京支社様のご協力で、取手駅構内のエスカレーターを利用して、エスカレーター乗降演習を実施。
☝こちらも繰り返し練習を行いました。まずは一般課程では一緒に並んで乗るバージョンをマスターします。
☝乗る時も降りる時も、ご利用者様の足元をしっかり見ることが大切。
☝会場まで戻る時も勿論演習!こんな高さの階段を下りて帰ります。
午前中あれだけ練習した成果が試される時、でもあります。
☝しっかりと足元を見ていますね!素晴らしい(^-^)
☝色も形も微妙な点字ブロックの近くを歩く受講生達…
取手駅周辺では、こんな色と形の点字ブロックが目立ちました。
☝取手駅から会場までは、徒歩20分くらい。
皆しっかりとガイドとして歩けていたように思います。
☝奈良漬けで有名な新六さんの前を通って会場へ。
あれ?素敵なアイマスクを着けた受講生…と思ったら、弊社の美人社長(澤瀨代表)でした!(・_・;)
※この後、自転車で通りかかった小学生達にガン見されていました。
道行く誰もが皆振り返るほどの美貌なのです!(アイマスク装着時に限る⁉)
☝外歩き演習を終えて、無事会場に帰着!(*^-^*)
☝新型コロナウイルス感染が広がっている現状では、同行援護時の消毒は必須。
しかし、視覚障がい者にはどこに消毒薬(アルコールスプレー)があるか判らないので、ガイドが見つけて消毒を促すことが大切なのです。
☝帰館後は外歩き演習の反省会(お互いの気付きの共有)を行いました。
☝まだまだ実技は続きます。
「椅子への誘導」は、手の取り方(鷲掴み厳禁!)の復習も入ります。
☝座る時に転倒しないよう椅子を支えたり、二つ並んでいる椅子に誘導したり、テーブルと椅子に誘導したりといった+@も学びます。
☝ドア通過の演習も実施。ドア枠を触ってもらうことで、安全に通過することが出来ます。
☝開けたドアを閉める演習。ご利用者様から離れないで行うのがポイントです。
☝長いようで短かった⁉3日間20時間の一般課程が終了。
受講生代表にプロの証である「修了証」を授与\(^o^)/
☝澤瀨代表とポーズ!
新たに9名の同行援護従業者が誕生しました。
皆本当に明るく、熱心で、お互いにコミュニケーションも取れ、和気あいあいと良い雰囲気の研修でした!(^-^)
きっと現場に出ても、ご利用者様に安心と安全を提供し、楽しくガイドをしてくれることでしょう。
お疲れ様でした!
茨城県(取手市)での同行援護従業者養成研修(一般課程)終了!②
【11月21日(土)一般課程二日目の様子】
☝大荷物を持って会場入りする澤瀨代表。
この講習で絶対にクラスターを発生させない!を合言葉に、空気清浄機、加湿器、サーキュレーターetc…を持参して、新型コロナウイルス感染対策を徹底して行いました。
☝今日も澤瀨代表の爽やかな挨拶からスタート。
レイアウトを先週とは変えてみました。
☝…テ、テスト⁉(^^;)
いえいえ(笑)これは先週学んだ内容の復習プリントなのです。
どれだけ覚えているのかな?( ̄▽ ̄)
☝各自で復習プリントを解いた後は、グループで答え合わせ。
「ご利用者様とのコミュニケーション」が必要な同行援護のお仕事なので、受講生同士の会話を大切にしています。
☝これは「情報支援と情報提供」の講義内で「身体による情報提供」の体験。
「基本姿勢」の大切さや「ガイドの腕が曲がることによる持ち難さ」等を実体験しました。
☝同行援護における「手の誘導の法則」…①右(左)手を触る時は右(左)手/②手は下から添える/③逮捕・連行・鷲掴み厳禁!
☝「足元が変わる時の情報提供」(例:アスファルト、土、ぬかるみ、草、鉄板、グレーチング等)の部分で、どんな素材があるかを考えている受講生達。
あれれ?カメラ目線の受講生がいるぞ!( ̄▽ ̄)
☝目を閉じてサインガイドを使って名前を書いてみる体験も行いました。
☝代筆の演習では、宅配伝票を書いたり、公的機関の書類を書いたりと、実戦的な内容で行いました。
☝「代筆と代読」は同行援護従業者の三つの仕事(①移動支援/②情報提供/③代筆代読)のうちの一つ。
視覚障がい者はとくに「移動」と「読み書き」に困難を抱えていますので、しっかり学びます。
同行援護従業者には漢字力も含めた日本語力が求めらるのです(写真は代読演習)。
☝自分の名札に点字器を使って、点字で名前を書いてみよう!皆真剣!(^^)
そして、出来た点字を目を閉じて触ってみました。ワカラナイ…けど、これも一つの文字で、大切なのだということが解れば良いのです。
☝これはヤマト運輸さんの不在伝票の「猫耳型の切り欠き」を紹介している場面。
「荷物が届いた」ということが視覚障がい者に判るようにと、ヤマト運輸にお勤めだった芳賀優子さん(ご自身もロービジョン)が考案したものです。
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1507/03/news108.html※参考記事
☝最後の一時間はいよいよ実技!
三人組になって、基本姿勢を取る練習から。
ガイド役、視覚障がい者役に加えて、「オブザーバー」(観察者)がいるのもあじさいの講習の特長。
「人の振り見て我が振り直せ」と良く言われますが、お互いに指摘し合うことでスキルを高めていきます。
☝皆だいぶさまになってきましたね!(^^♪
☝腕を持つ方だけではなく、肩に手を置く方もいるので、肩バージョンの練習も実施。
☝これは椅子から立ち上がって、基本姿勢を取る練習。
☝モデル歩き…ではなく、まずは一人で「ガイド歩き」して、決まった位置できちんと止まる練習。
何よりも基礎が大切なのです!
☝決まった(狙った)位置できちんと止まれば、次の行動はスムーズ(微調整が不要)。
何度も練習して身体で覚えていきます。
☝いよいよ「進む・止まる」の集大成で、ガイド役と視覚障がい者役で歩きます。
☝颯爽と歩けるようになってきた…かな!?
当たり前のことですが、基礎が固まって初めて次に進める。
あじさいの研修は、基本姿勢と進む・止まるの練習に結構な時間を割きます。
なぜならそれは手の取り方とか「言葉と身体の情報提供」の一致といった大切なことが含まれるから。
繰り返すことで必ずスムーズ&スマートに出来る様になるので、引き続き来週も頑張りましょう(^_-)-☆