インフォメーション
茨城県(取手市)での同行援護従業者養成研修(一般課程)終了!③
【11月28日(土)一般課程三日目の様子】
☝いよいよ一般課程の最終日!
今日はこれまでよりも広い部屋を使って、丸一日(;'∀')実技の日なのです。
まずはいつものように澤瀨代表のご挨拶から始まります。
☝先週までの復習その1は、お声がけから。
「視覚障がい者にとって、私達の第一印象は声なのだ」ということを思い出しながら、感じの良い(明るい)お声がけから始めます。
☝先週までの復習その2は、基本姿勢!
三人組で、お互いチェックし合いながら進みます。
☝今回の受講生(9名)は、とても覚えが良く、終始スムーズに進行しました。
☝椅子から立ち上がって基本姿勢をすぐにとる練習も復習しました。
☝進む・止まるも再確認!最初も途中も最後もご利用者様の足元を都度意識しなければ、です。
☝部屋が広いので、練習環境としては最適でした(^^)v
☝これは「曲がる」の演習。
ガイドがご利用者様の内側にいるか外側にいるかで、曲がり方も変わってきます。
例えて言えば、車における「内輪差・外輪差」と一緒です。
☝お次は「狭路通過」の演習。
自動改札機等の狭い場所を通る時に使う体勢ですが、ご利用者様としっかり重なる(基本姿勢の二人幅から一人幅を作る)のがポイント。
☝位置取り(ご利用者様を狭路の中央に誘導する)を考え、ぶつけないように後方確認しながら通るという、なかなか難易度の高い実技ではあります。
☝上り階段の演習開始!
☝上りが出来れば下りも出来る…はずなのですが、やはり下り階段は緊張します。
脇を絞めて、ご利用者様のペースに合わせて、足元を見ること。
これを徹底することが大切なのです。
☝ようやく午前中が終わって楽しい食事…ではなく、食事支援(内容物の情報提供)演習の様子。
パッケージを開けたり、割り箸を割ったりするのは、視覚障がい者も出来ますので、余計な手出しは基本的に無用。
☝午後の最初は「溝をまたぐ」から。
何よりもご利用者様の足元への意識が大切。
☝この演習は現場では「電車の乗降」等に深く関わってきます。
またぐタイミング(ガイドはご利用者様が二歩ともまたいだのを見てから、内側の足をまたぐ)を意識し、重心移動も考えながら演習を行いました。
☝いよいよ研修のメインイベントとも言える外歩き演習へ出発!
ガイド役、視覚障がい者役、オブザーバー役の三人一組で取手駅へと向かいます。
☝初めてガイド役として外に出て歩いたこの時間は、いつまでも忘れることがないでしょう。
☝ちょっと緊張もほぐれてきたかな!?
☝取手駅東口側から西口側への自由通路を通り、階段を上がると取手駅に到着。
☝JR東日本東京支社様のご協力で、取手駅構内のエスカレーターを利用して、エスカレーター乗降演習を実施。
☝こちらも繰り返し練習を行いました。まずは一般課程では一緒に並んで乗るバージョンをマスターします。
☝乗る時も降りる時も、ご利用者様の足元をしっかり見ることが大切。
☝会場まで戻る時も勿論演習!こんな高さの階段を下りて帰ります。
午前中あれだけ練習した成果が試される時、でもあります。
☝しっかりと足元を見ていますね!素晴らしい(^-^)
☝色も形も微妙な点字ブロックの近くを歩く受講生達…
取手駅周辺では、こんな色と形の点字ブロックが目立ちました。
☝取手駅から会場までは、徒歩20分くらい。
皆しっかりとガイドとして歩けていたように思います。
☝奈良漬けで有名な新六さんの前を通って会場へ。
あれ?素敵なアイマスクを着けた受講生…と思ったら、弊社の美人社長(澤瀨代表)でした!(・_・;)
※この後、自転車で通りかかった小学生達にガン見されていました。
道行く誰もが皆振り返るほどの美貌なのです!(アイマスク装着時に限る⁉)
☝外歩き演習を終えて、無事会場に帰着!(*^-^*)
☝新型コロナウイルス感染が広がっている現状では、同行援護時の消毒は必須。
しかし、視覚障がい者にはどこに消毒薬(アルコールスプレー)があるか判らないので、ガイドが見つけて消毒を促すことが大切なのです。
☝帰館後は外歩き演習の反省会(お互いの気付きの共有)を行いました。
☝まだまだ実技は続きます。
「椅子への誘導」は、手の取り方(鷲掴み厳禁!)の復習も入ります。
☝座る時に転倒しないよう椅子を支えたり、二つ並んでいる椅子に誘導したり、テーブルと椅子に誘導したりといった+@も学びます。
☝ドア通過の演習も実施。ドア枠を触ってもらうことで、安全に通過することが出来ます。
☝開けたドアを閉める演習。ご利用者様から離れないで行うのがポイントです。
☝長いようで短かった⁉3日間20時間の一般課程が終了。
受講生代表にプロの証である「修了証」を授与\(^o^)/
☝澤瀨代表とポーズ!
新たに9名の同行援護従業者が誕生しました。
皆本当に明るく、熱心で、お互いにコミュニケーションも取れ、和気あいあいと良い雰囲気の研修でした!(^-^)
きっと現場に出ても、ご利用者様に安心と安全を提供し、楽しくガイドをしてくれることでしょう。
お疲れ様でした!
茨城県(取手市)での同行援護従業者養成研修(一般課程)終了!②
【11月21日(土)一般課程二日目の様子】
☝大荷物を持って会場入りする澤瀨代表。
この講習で絶対にクラスターを発生させない!を合言葉に、空気清浄機、加湿器、サーキュレーターetc…を持参して、新型コロナウイルス感染対策を徹底して行いました。
☝今日も澤瀨代表の爽やかな挨拶からスタート。
レイアウトを先週とは変えてみました。
☝…テ、テスト⁉(^^;)
いえいえ(笑)これは先週学んだ内容の復習プリントなのです。
どれだけ覚えているのかな?( ̄▽ ̄)
☝各自で復習プリントを解いた後は、グループで答え合わせ。
「ご利用者様とのコミュニケーション」が必要な同行援護のお仕事なので、受講生同士の会話を大切にしています。
☝これは「情報支援と情報提供」の講義内で「身体による情報提供」の体験。
「基本姿勢」の大切さや「ガイドの腕が曲がることによる持ち難さ」等を実体験しました。
☝同行援護における「手の誘導の法則」…①右(左)手を触る時は右(左)手/②手は下から添える/③逮捕・連行・鷲掴み厳禁!
☝「足元が変わる時の情報提供」(例:アスファルト、土、ぬかるみ、草、鉄板、グレーチング等)の部分で、どんな素材があるかを考えている受講生達。
あれれ?カメラ目線の受講生がいるぞ!( ̄▽ ̄)
☝目を閉じてサインガイドを使って名前を書いてみる体験も行いました。
☝代筆の演習では、宅配伝票を書いたり、公的機関の書類を書いたりと、実戦的な内容で行いました。
☝「代筆と代読」は同行援護従業者の三つの仕事(①移動支援/②情報提供/③代筆代読)のうちの一つ。
視覚障がい者はとくに「移動」と「読み書き」に困難を抱えていますので、しっかり学びます。
同行援護従業者には漢字力も含めた日本語力が求めらるのです(写真は代読演習)。
☝自分の名札に点字器を使って、点字で名前を書いてみよう!皆真剣!(^^)
そして、出来た点字を目を閉じて触ってみました。ワカラナイ…けど、これも一つの文字で、大切なのだということが解れば良いのです。
☝これはヤマト運輸さんの不在伝票の「猫耳型の切り欠き」を紹介している場面。
「荷物が届いた」ということが視覚障がい者に判るようにと、ヤマト運輸にお勤めだった芳賀優子さん(ご自身もロービジョン)が考案したものです。
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1507/03/news108.html※参考記事
☝最後の一時間はいよいよ実技!
三人組になって、基本姿勢を取る練習から。
ガイド役、視覚障がい者役に加えて、「オブザーバー」(観察者)がいるのもあじさいの講習の特長。
「人の振り見て我が振り直せ」と良く言われますが、お互いに指摘し合うことでスキルを高めていきます。
☝皆だいぶさまになってきましたね!(^^♪
☝腕を持つ方だけではなく、肩に手を置く方もいるので、肩バージョンの練習も実施。
☝これは椅子から立ち上がって、基本姿勢を取る練習。
☝モデル歩き…ではなく、まずは一人で「ガイド歩き」して、決まった位置できちんと止まる練習。
何よりも基礎が大切なのです!
☝決まった(狙った)位置できちんと止まれば、次の行動はスムーズ(微調整が不要)。
何度も練習して身体で覚えていきます。
☝いよいよ「進む・止まる」の集大成で、ガイド役と視覚障がい者役で歩きます。
☝颯爽と歩けるようになってきた…かな!?
当たり前のことですが、基礎が固まって初めて次に進める。
あじさいの研修は、基本姿勢と進む・止まるの練習に結構な時間を割きます。
なぜならそれは手の取り方とか「言葉と身体の情報提供」の一致といった大切なことが含まれるから。
繰り返すことで必ずスムーズ&スマートに出来る様になるので、引き続き来週も頑張りましょう(^_-)-☆
茨城県(取手市)での同行援護従業者養成研修(一般課程)終了!①
あじさいでは通算三回目となる同行援護従業者養成研修を茨城県取手市で開講し、無事終了致しました。
新たに9名の同行援護従業者が誕生です(^-^)
それでは3日間で20時間にも及ぶ研修風景を三回に分けて、ダイジェストでご紹介!
【11月14日(土)一般課程一日目の様子】
☝今回の会場は初めて使用する「取手市立福祉会館」です。
☝澤瀨代表の和やかな挨拶からスタート!
☝あじさいの講習では恒例の「受講生全員で自己紹介」の図。
こうやって「コミュニケーション」をとっていくことで、皆が仲良くなっていき、講習もスムーズに進むのです(^^)
☝あじさいの講習の特長は、何と言っても「双方向の講習」=「講師が一方的に話さず、皆で考えるグループワークが多め」ということ。
考えることで理解も深まるため、講師がすぐに答えを出さずに進めていきます。
☝これは一人がガイド(同行援護従業者)役、残りの二人が視覚障がい者役で「声の印象」を確認している様子。
視覚障がい者は私達の「第一印象」を声で判断しますので、挨拶はとても大切。
☝体験型講習なのもあじさいの特長。
これは近くの利根川河川敷で、白杖を使って歩いてみる体験です。
☝仲間が見守る中での体験ですが、それでもなかなか足が前に出ませんでした。
こうやって単独で歩く視覚障がい者の気持ちを、少しでも理解します。
☝この後に講演をしていただく視覚障がい当事者の西澤かづ子様も来て下さいました。
受講生達は講師(本部)と西澤様の歩くスピードに驚いていました(笑)
☝一日目の最後は「視覚障がい者(児)の心理①」という内容ですが、西澤様と講師の対談形式で行いました。
☝聴いている受講生も興味津々です。
☝これは五種類ある調味料をどうやって判別しているか…という問題。
☝実は容器に点字シールが貼ってあり、冷蔵庫に入れる場所も決めて覚えているとのことでした!
☝これはお札の種類やICカードの残額を教えてくれるお札型紙幣識別機の実演の様子。
☝澤瀨代表や本部講師がその場で書いた点字を読んでいただきました。
スマートフォンやAIスピーカー、パソコン等も使っている西澤様ですが、点字も慣れたものです。
☝最後は質疑応答も行って、約一時間の講演が終了。
受講生も西澤様のお人柄にほぐされて、終始和やかな空間でした。
「視覚障がい者に対する認識が良いふうに変わりました!」「勝手に大変だろう、出来ないのでは、とイメージをしていましたが、自身のイメージが変わりました!」「生き生きとした姿がすてきでした!」等、とても受講生の心に響いた様子。
「やってあげる」というのではなくて、「視覚障がい者の目になる」のが同行援護従業者の役目。
これを忘れないで、これからの実際の現場での支援にも繋げて欲しいなと思います。
令和3年2月~同行援護従業者養成研修(千葉市開催)間もなく満席!
10月1日からお申し込みを開始した令和3年2月開催の千葉市での同行援護従業者養成研修ですが、おかげさまで多くの方のお申し込みを頂いております。
そのため、一般・応用両課程とも残り数名の受付とさせて頂きます。
(新型コロナウイルス感染対策もありますので、いずれも15名程度で受付締切の予定です)。
ご検討頂いている方はお早めにお申し込み下さい。
他県(在住・在勤する県以外)での研修受講について~同行援護の資格は「日本全国どこでも」使えます!~
あじさいでは千葉県・茨城県で同行援護従業者養成研修を開催しております。
その中でよくお問い合わせを頂くのは「私の勤めている事業所は~県なのですが、他県で受けても大丈夫なのでしょうか?(同行援護のお仕事が自分の県で出来るのか?)」というものです。
結論から言えば…
全く問題アリマセン!
同行援護従業者養成研修(一般課程・応用課程)のカリキュラムについては、日本全国で全く同じです。
しかしながら、研修要綱については各都道府県によって異なり、受講生の取得している資格によっては、「一部科目の免除」を認めていたり(※認めている県でも、免除するかしないかは研修事業者が決められるので、弊社では基本的に行っておりません)、講師資格に違いがあったりします。
あじさいのチラシに表記がある「~県指定」というのは、「その県でしか使えない資格」ではありません。
その県の研修事業者登録を済ませて、県知事の認可を頂いた上で実施要項に即した研修を実施しているという意味なのです。
あじさいは千葉県・茨城県における「同行援護従業者養成研修指定事業者」です。
千葉県 http://www.pref.chiba.lg.jp/shoji/kenshuu/index.html#doukuoengo
茨城県 https://www.pref.ibaraki.jp/hokenfukushi/shofuku/jiritsu/shofuku/e/01_jigyoushomuke/documents/01_shiteizigyousya20190401.pdf
要するに研修修了者は、北海道でも沖縄でも国内であれば「どこでも」同行援護事業所に所属すれば同行援護のお仕事ができるという意味です=お渡しする資格証(ライセンス)は“日本全国”で有効。
よって千葉県在住・在勤の方が茨城県で開催する研修を受講しても、茨城県在住・在勤の方が千葉県で開催する研修を受講しても、研修が修了すれば同行援護のお仕事は各都道府県で問題なく出来ますのでご安心下さい(^^♪