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コロナに負けるな!同行援護従業者養成研修(千葉)応用課程の様子②
2月27日(土)と28日(日)の二日連続で行われた同行援護従業者養成研修応用課程。
コロナ禍にも関わらず、14名もの受講生が参加してくれました。
今回は二日目の28日の様子をご紹介します。
【二日目】
☝ウォーミングアップで椅子への誘導から。まずは基本のやり方から復習しました。
☝少しずつ応用編へ(応用課程ですし…)。
「吊り革に頭をぶつけないよう誘導する」「手すりの位置を知らせる(ぶつけないため)」「人と人の間の座席に誘導する」「立ち上がって素早く歩きだす」等。
様々なシチュエーションを想定して練習しました。
☝電車の乗降を見据えたシミュレーションも行います。
ホームと電車の間は「溝をまたぐ」の実技の応用編と言えます。
ご利用者様の中には白杖で電車の床の位置を確認してから乗ったり、電車に触れてから乗ったり…と人によって異なります。
それを前もって確認して、希望されるやり方に合わせる。
ボランティアとは異なる「プロ」の同行援護従業者には、それが求められます。
☝午前中の最後は改札通過のシミュレーション。
まずは一般課程で学んだ「狭路通過」の復習から行いました。
☝その「狭路通過」に「切符を自動改札に二枚入れる(取る)」が加わるのが応用課程!
数時間後に迫った本番に向け、練習を繰り返しました。
☝いよいよ「交通機関乗降演習」に出発!午前中のシミュレーションを午後の本番に活かせるかが試されます。
☝会場の「千葉市生涯学習センター」からJR千葉駅までは緩やかな下り坂。
ガイド視点では、車止めもあるし歩道も広いので、比較的「歩き易い道」と言えます。
☝大分落ち着いて、ご利用者様役と会話しながら歩けるようになってきた受講生達。
「安心&安全」は勿論ですが、「楽しく」歩けるのもガイド(同行援護従業者)の大切な要素なのです。
☝まずは券売機で切符を買います。普段は電車に乗らなかったり、SuicaやPASMOといったICカードを使っていたり…という受講生も多いですが、まだまだ切符を買って乗車する視覚障がい者は多いので、複数枚の買い方等をあらためて確認しました。
☝緊張の面持ち…(;'∀')で改札を通過!
☝お次は階段を下りてホームへ。階段では「ご利用者様の足元への意識」がかなり浸透してきました(^^)
☝ホームと電車間の隙間を、ご利用者様がしっかりまたぐことを確認。
さらには「戸袋」に触っていただくことによって、隙間がわかるので、またぎ易くなるのです!
(※どうやって乗るかについては、現場ではご利用者様の意向を確認します)
☝蘇我駅では京葉線の折り返し電車を使わせていただき、何度も乗り降りの練習を行いました。
「手の誘導は必ず下から添える」「視覚障がい者の足元をしっかり見る」が良く出来ていますね!(^^♪
☝始発駅のため乗客はほぼ皆無。
よって反復練習し易い環境なのです。車内では「座席への誘導」「座席から立ってドアに向かう」等の演習も実施しました。
☝何度も繰り返して演習した後は、改札口へと向かいます…が、ここでハプニング発生!
「乗換階段」に間違えて行ってしまったペアが(^^;)
「視覚障がい者の目の代わり」になるのが、私達同行援護従業者のお仕事。
周りをよく見渡し、焦らずに落ち着いて行動することも求められます。
☝改札を出てペアで一人目の演習終了。役割交替して千葉駅へ戻ります。
☝ペアで二人目の演習開始。蘇我駅から千葉駅までの乗降演習を行いました。
☝ホームに下りるには「階段」「エスカレーター」「エレベーター」等の手段がありますが、その情報を伝えてご利用者様にどれを使うのか選んでもらうのが同行援護従業者の役目。
☝無事に電車に乗れてほっと一息。
☝千葉駅に到着。ピーナッツ🥜型の足跡(待つ位置)マークがカワイイ千葉駅なのでした(笑)
☝千葉駅ではタクシー乗り場に通じるエスカレーターを使って乗り降りの演習を実施。
まずは並んで乗り降りするやり方から復習を行いました。
☝お次は「手すりを持って一人で乗ることを希望する」方への、手すりへの誘導方法。
一枚目の写真の左端の受講生は「手すり役」なのです!何事も事前のシミュレーションが大切⁉
☝JR千葉駅中央改札口に向かう長~いエスカレーター(1階~2階~3階)を使って、学んだことをすぐに実践して、エスカレーター乗降演習終了。
☝緩やかな上り坂を上がって会場へ。
長かった(一般課程から受講している方は32時間)研修も終わりが見えてきました。
☝無事に会場に戻って外演習終了!\(^o^)/
☝受講生代表に「応用課程」の修了証を授与する澤瀨代表。
☝最後は笑顔で記念撮影!📸
終わってみれば誰もコロナに罹患することもなく、一般課程も応用課程も全員が知識と技術を取得し、資格取得が出来ました。
世の中がまだコロナに左右されている中で、まずは無事開講・修了出来たこと。そしてこのような状況下で受講生が集まってくれたことに心から感謝しています。
あじさいでは、2021年度(4月~)も引き続き同行援護従業者養成研修を開講致します。
予定では千葉県(千葉市)で3回、茨城県(取手市)で3回の開催です。
それ以外にも事業所様等からの要請があれば出張研修も行っておりますので、ご興味がある方はお問い合わせ下さい。