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気付けば四年目に!鹿行エリア(鹿嶋市)での同行援護従業者養成研修スタート!
2017年度から同行援護従業者養成研修を開始したあじさい。
年三回のペースで定期的に開講している千葉市をはじめ、市川市、船橋市、山武市、旭市、八街市等
事業所様からのご依頼を受けて千葉県内各地でも開講してきました。
※これまでの開講実績
http://narashino-ajisai.com/free/training
そして、2019年度からは茨城県へも進出(取手会場)。
コロナ禍で受講生が集まらず💧、とても大変な時期を乗り越えて、2022年度からは
鹿行エリア(鹿嶋会場)でも開講しております。
※鹿嶋会場初開講にむけての下見の様子(2022年6月)
http://narashino-ajisai.com/info/4583550
※記念すべき!🙌鹿嶋会場第一回目の様子(2023年1月)
http://narashino-ajisai.com/info/4962175
そんな鹿嶋会場で、気付けば通算六回目となる同行援護従業者養成研修が6月6日(土)より開講されました。
その様子をご紹介します!
【6月6日(土):一般課程一日目の様子】
☝高正U&Iセンターホール(鹿嶋勤労文化会館)を会場に、一般課程4日間(28時間)が開講。
まずは澤瀨康子代表より受講生の皆様へご挨拶です。
☝受講生は茨城県内から集まった10名が参加。
地元である鹿嶋市をはじめ、神栖市、鉾田市、常陸大宮市、那珂郡東海村と幅広いエリアから集まってくれました。
感謝!😊
☝前に立って講義をするのは主に本部和裕講師。
今年も「日本視覚障害者団体連合」の講師養成研修会(資質向上研修)で実技講師として登壇予定です。
☝始まる時は緊張するもの。とくに知り合い(同じ事業所など)が誰もいないと、多少は不安ですよね。
それを和らげるために「コミュニケーションタイム」から開始。
同じ学びを4日間する仲間と親睦を深めていきます。
☝講義も本部講師からの一方的な話ではなく、グループで考える「グループワーク」が沢山盛り込まれています。
皆で考えることで知識を定着させる、といった意味もあります。

☝講義中にスマホ⁉😨
そうではなくて、「日常生活用具」の説明中に、どんな物が視覚障がい者対象に自分の自治体で認められているか
スマホを駆使して調べている様子です。
自分の働く(住む)エリアの制度を知り、それを場合によってご利用者様に「情報提供」するのも、
ガイド(同行援護従業者)の大切な役目なのです。
☝これは「視覚障がい者式ジャンケン」✊✋の様子。
お互いに見えない(見え難い)当事者同士は、声を出してジャンケンします。
「ジャンケン“ポン!”」は不可です🙅
☝お次は「ロービジョン体験キット」を使って、様々な見え方を理解します。
視覚障がい者って、実は「見えない」方よりも「見え難い」方が多いのです。
☝手を振って「手動弁」という見え方を疑似体験。
☝指を何本か立てて「指数弁」の状態も疑似体験しました。
☝色々なロービジョンのゴーグルを着けて「見え難い」状態を痛感します。
それをサポートするのがガイド(同行援護従業者)のお仕事の一つ「情報提供」なのです。

☝交替しながら、ロービジョンゴーグル(主に視野狭窄体験のもの)を装着して、様々な課題に取り組みました。
☝最後は「迷路」の課題にチャレンジ!
紙を渡されても、「全体が把握できない」ので、スタートもゴールも分かりません。
文字通り「視野が狭い」ことの大変さを感じました。
☝これはカリキュラム「視覚障害者(児)の心理」の一コマ。
あじさいのご利用者様である西澤かづ子様から、普段の生活の様子などをご講演頂きました。
スポーツ(サウンドテーブルテニス)🏓や映画鑑賞(音声ガイド)等、視覚障がい者の生活を垣間見る貴重な時間でした。
☝西澤様がご自身のiPhoneを読み上げ機能(スクリーンリーダー)である「VoiceOver」(ボイスオーバー)
を使って操作する様子を見て、受講生達も興味津々です。
☝西澤様がご持参された「調味料の箱」を触って中身を当てる様子(三択クイズ式)。
実は箱に点字シールを貼って、同じ大きさの箱であっても中身が判る工夫をしていらっしゃるそうです。

☝一日目の最後は様々な体験を実施。
まず最初に西澤様と本部講師が階段を下りる所を見せました。
その後、二人からの説明後に「白杖を使って一人で歩く」「西澤様と歩く」「相棒を誘導して歩く」の体験を行いました。
「ガイドにどうされたら安心or怖い」を、「誘導技術を学ぶ前」にあえて体験します。

☝会場正面の安全な(車が入ってこない🚙)スペースで実施。
それでも「おっかなびっくり」な所があります(とくに白杖歩行)。
西澤様の歩くスピードには皆驚いていました!😲
【6月7日(日):一般課程二日目の様子】
☝二日連続研修が続きましたが、昨日とは席を替えて実施。
まずは澤瀬代表のご挨拶からスタート!

☝前日は「ロービジョン体験キット」を使いましたが、今日は「見え方紹介アプリ」を使って体験。
これは無料のアプリですが、なかなかの優れモノです👍
☝「情報提供」のカリキュラムでは、ペアを組んで様々な体験を実施。
これはガイド役が「言葉による説明」だけで自分と同じポーズを視覚障がい者役にしてもらうワークの様子。
☝いわゆる「影絵の狐🦊」ですが、これも言葉で説明して、同じポーズをとってもらいました。
☝ともすると、視覚障がい者の身体に触って同じポーズをさせがち(現役ガイドでもいますね💦)ですが、
「言葉での説明力」こそがプロのガイドの真骨頂!💪
☝これは両手で「30cmの幅」を作っている様子。
人によって差があるので、溝をまたぐ時「どれくらいの幅?」と言われたら、注意が必要なことも。

☝お弁当🍱の写真を使って、おかずやご飯の位置を説明するワーク。
ガイドの仕事って、まさに「言葉(による説明力)のお仕事」を痛感します。

☝「代筆・代読」のカリキュラムでは、まず最初に目を閉じて自分の名前を書いてみるワークから。
視覚障がい者でも、書ける方は少なからずいますが、「この枠の中に(はみ出ない様に)書く」というのは難しいです。
その際に求められるのが、ガイドの代筆なのですね。


☝「サインガイド」を使って、決められた枠の中に自筆で名前を書く体験も実施。
隣でガイド(同行援護従業者)がサインガイドを押さえてあげると、視覚障がい者がより書きやすいです。
☝いよいよ代筆演習開始!
まずは宅配便の伝票記入のワークからですが、伝票を選ぶところから始まります。
選択肢がある時には、それを伝えて「選んで」もらう。
それこそがガイドの「情報提供」であり、ご利用者様主体になるのです。

☝皆真剣!(必死!?)😓
それでも黙って書くことに専念すると、進捗状況が視覚障がい者にはわからないため、
差し障りのない大きさで(周りに配慮しつつ)声に出しながら代筆する、というポイントがあります。

☝本物の用紙(コピー)を使って、公的機関の書類の代筆にもチャレンジ!
「現場で起きうる場面」を想定しながら研修は進みます。

☝代筆の次は代読の演習へ。
まずは冊子の中の求められた記事を読むワークを実施。

☝役割交替して「商品チラシ」を読む練習も。
「視覚障がい者が頭の中でイメージ出来る~絵が描ける~ように」説明できるか否かがポイント。
正しい、正しくないというよりは、「伝えよう!」とするガイドの意識の方が大切なのかもしれません。
少しでも伝えることを怠ってしまったら、その情報は全く入らない。
それが「視覚障がい者の目の代わり」を担うガイドの情報提供です。
☝読み方(書き方)のわからない漢字などがあれば、ご利用者様(視覚障がい者)に一言断って、
スマホ📱を使って調べるのは「アリ」です。
昔と違って便利な世の中ですね。
☝点字器を使って、自分の名札に名前を書いて(打って)みる体験も。
それを触って、視覚障がい者で読み書き出来る人もいるのだ、これが「文字」の一つなのだ!と感じました。
☝お互い向き合って挨拶時の「声の第一印象」を確かめている様子。
視覚障がい者は私達の顔が見えないため、何より第一印象は「声」で判断します。
笑顔😊で話せば、自然と「笑声」になるのです♪
それが大事。
☝規定カリキュラム28時間(一般課程)中、12時間の座学が終了。
皆真剣に学んでいました。
☝基礎中の基礎である「挨拶から基本姿勢」への流れ。
まずは先ほど学んだばかりの「笑顔&笑声」😊でお声がけ(自己紹介)から開始します。

☝基本姿勢の4つのポイントを確かめます。
①身体の向きの一致(両者のつま先の方向をチェック!✅)
②ご利用者様(視覚障がい者)の半歩から一歩前の位置に立つ(「小さく前に倣え」の位置)
③前(後)から見た時に、肩のラインが重なる
④ガイドのつかまれている側の腕は、身体の側面につける(状況により「わきをしめる」ようにする)
併せて手の誘導方法~①右(左)手の誘導は右(左)手で、②誘導の際「鷲掴み」「逮捕」「連行」は厳禁!🙅⇒手は下から添える👍~も学びます。

☝お次は「進む」「止まる」へ。
まずは一人でガイド歩きのシミュレーション。
安全のために必要不可欠な「ご利用者様の足元に対する意識」をしっかり学びます。
☝何度も繰り返し練習。反復することで、少しずつ上達していきます。
☝慣れたところで、今度はガイド役として視覚障がい者役を誘導します。
まずは本部講師がお手本を示します。ドヤ顔⁉😅

☝あとは練習あるのみ!基本姿勢を保ちながら歩きます。

☝ここでも大切なのは、ご利用者様の「足元に対する意識」です。
前を見て、横を(ぶつけないように)見て、そして何よりも足元を(つまづかせないように)見る。
ガイドの目線はまさに全方向!📡です。

☝講師の厳しい目👁が光る✨中、「言葉」と「身体」のタイミングを合わせて止まることが出来るようになってきました!🙌

☝自信がつくと、歩く姿も自然になります。
「見た目の自然さ」と「お互いの歩きやすさ」もガイド(同行援護従業者)としての必須条件!です。

☝最後は「曲がる」の練習をして、二日目の研修が終了!
曲がる時にガイドが外側にいる時には、やや大きく曲がる。内側にいる時には、やや小さく曲がる。
車🚙を運転する時の「内輪差、外輪差」をイメージすると良いかもしれません。
兎に角、「視覚障がい者を振り回さずに曲がる」のが大事なポイント。
これにて一般課程28時間のうち、半分の14時間が終了。
三日目(6月14日)と四日目(6月21日)のカリキュラムは全てが実技!💦
三日目には階段や外歩きが、四日目は買い物時の情報提供演習や交通機関の乗降演習🚃が控えています。
プロへの道は険しい。
だからこそ「遣り甲斐」がある!と信じて、あと二日間頑張って欲しいものです。