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引き続き対面・通学で!同行援護従業者養成研修一般課程(千葉)開講①
コロナ禍で研修もオンラインで実施する場合が多い昨今。
しかしながら、「同行援護」という研修に関してはオンラインは絶対ムリ!(視覚障がい者の「外出時の」支援者養成ですから…)
通学・対面形式にこだわって、感染防止対策を徹底してあじさいでは講習を開催しております。
10月9日(土)より千葉市(千葉市生涯学習センター)で始まった研修の様子をご紹介。
【一般課程一日目】
☝にこやかな澤瀨代表のご挨拶から研修開始。
コロナ禍にも関わらず、受講生17名+聴講生1名の計18名で開講しました。
☝3~4人の小グループを作って、お互いに自己紹介。
実は同行援護従業者って、ご利用者様とのコミュニケーションが大切。
研修でもただ講義を聴くにとどまらず、「グループで一緒に考える」場面を多く取り入れることで、コミュニケーション力も磨いていきます。
☝講師からの投げかけ(質問)も、グループで考えて発表する形式が多いです。
因みに研修内では必ず発表時には立ちあがって「名前を名乗って」発表します。
これはお互いの顔を覚えるだけにとどまらず、視覚障がい者の支援では当たり前の「名前を名乗る」(名乗らないと誰だか視覚障がい者はわからない)を身につけるためでもあります。
☝一日目は座学中心の4科目6時間のカリキュラムでしたが、こんな感じで皆熱心!(^^)
☝これは「声の第一印象」を体験しているシーン。
なぜなら視覚障がい者は私達の「見た目」がわからないため、第一印象を「声」で判断するからなのです。
グループ内で一人が同行援護従業者(ガイド)役で挨拶の声かけ、残りの人は視覚障がい者役で目を瞑ってお互いの声の印象を確かめ合いました。
☝感じの良い声に拍手!👏
☝講師と受講生もコミュニケーションをはかりながら講義が進めます。
☝お金💴を触って、金種毎の識別方法を確認。
お札に関しては大きさや識別マークで確認される視覚障がい者も多いです。
☝研修の後半には当事者(視覚障がい者)である西澤かづ子様をお招きして、約一時間にわたり生活のことなどをお話頂きました。
☝本部講師と対談形式で行った講演ですが、アウトラインは点字を読みながら進める西澤様。
☝お札の識別方法を西澤様がご紹介。
四分の一に折った時に、ほぼ綺麗な三角形になるのが千円札だそうです!
☝講演内ではアイマスクをした受講生に紙コップにお茶を注いでもらう体験や、調味料の容器を見分ける体験をしてもらいました。
しかし、さすがに見分ける(区別する)ことは難しい…
☝澤瀨代表が渡した数種類の調味料を即座に言い当てる西澤様。
これは容器に点字シールを貼って区別しているからなのでした。
☝お一人暮らしですが、ご自宅では料理もされる西澤様。
包丁🔪だって何の問題もなく使えます。
☝最後は受講生からの質疑応答で講演終了。
☝一般課程一日目の最後は、会場近くの千葉公園に移動し、様々な体験を行いました。
各グループ代表者が西澤様と歩く体験を行いましたが、その歩くスピードの速さ👟には皆驚愕していました。
☝白杖を使って一人で歩いてみる(ただし見守り役アリ)体験も。
ちょうどテレビドラマ「恋です!ヤンキー君と白杖ガール」が放映開始された週ですが、この体験をした後に見ると単独で歩く視覚障がい者の大変さがわかるかもしれませんね。
☝白杖を頼りに歩きますが、慣れないと真っ直ぐ歩くのも大変!
☝周りに仲間がいるという安心感こそありますが、なかなか足が前に出ません。
縁石を頼りにしながら歩く視覚障がい者も実際多いです。
☝まだ実技を習う前ですが、同行援護従業者(ガイド)役の肘につかまって歩く体験も。
「脇が空いている」or「脇が締まっている」のはどちらが安心なのか等、身をもって体験することで実技に繋げていきます。
☝会場に戻って、感想を共有して研修一日目が終了。
皆集中していたので、あっという間の初日。
素晴らしかったのは、皆開始10分前には集合していたこと!
受講生同士もコミュニケーションも取れていたようで、和気あいあいと進みました。
楽しく学べるのが一番ですよね♩
16日、17日と残り14時間ある一般課程。こんな感じで研修を楽しく進めていきたいものです。