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時には基本に立ち返る!同行援護事業所「彩」様ガイドフォローアップ研修の様子(第二弾)
3月19日(水)に引き続き、29日(土)にも埼玉県視覚障害者福祉協会の同行援護事業所「彩」様のガイドフォローアップ研修を担当してきました。
その様子をご紹介します。
☝いよいよ開始!今回も26名(前回は29名)と多くの現役ガイドさん達が参加してくれました。
☝今回のフォローアップ研修のメインテーマである「電車の乗降演習」に繋がる「またぐ」の実技から開始。
「目線」「身体の向き」「外側の足から出す」「重心移動」等、ポイントがいっぱい!
☝基本の「またぐ」を思い出してから、電車乗降に見立ててドア枠(戸袋)を触って乗る練習へ。
※実際には白杖や足先で電車の床を確認してから乗る視覚障がい者も多いので、乗る前に必ず「どうやって乗るか」ご利用者様に聴くことが大切!
☝戸袋を触ることで、電車との距離がわかる(またぐ場所がわかる)ので、乗りやすくなります。
教科書にも載っているや方法です。
※右の参加者が「戸袋役」🚪💧
☝その後は秩父鉄道様の熊谷駅ホームに移動。今回も秩父鉄道様のご厚意で、一時間電車を貸し切りで演習出来ました。感謝!
※中央は「彩」小林様。左側に弊社澤瀨代表😅
☝今回は7000系車両3両編成4ドア車。元々は東急電鉄の車両だったそうです。
☝因みに前回は「超平和バスターズトレイン」でした。
☝室内で練習したことをふまえて、何度も「乗る練習」から繰り返します。
☝このような「電車貸し切り」という素晴らしい環境で演習するのはまずありません。
何度も繰り返し演習を行いました。
☝あっという間に一時間の演習時間が終了。
ご協力頂いた秩父鉄道のご担当者様(鉄道事業本部運輸部次長兼運輸課長の橋本勝様)に御礼を伝えてお昼休みへ。
☝午後は電車乗降演習の振り返りから開始。
ともすれば「基本」を忘れ、「自己流」になってしまうのが同行援護。
もう一度それを見つめ直すことで、明日からの業務に取り組んで欲しいですね!👍
☝基本姿勢や椅子への誘導といった、基本動作も復習しました。
☝本部講師のデモンストレーションを真剣に見つめる👁参加者達。
☝午後の後半は「代筆」「代読」「情報提供」の演習。
まずはウォーミングアップとして、「視覚障がい者式ジャンケン」(※目を閉じて声だけで行う)✊✋でガイド役と利用者役を決めます。
☝代筆の演習風景。一人二題ずつ違った課題に取り組みました。
☝ポスターの情報提供にも挑戦!良い機会なので⁉彩スタッフ田中様が石川代表理事に説明チャレンジ!👍
☝代筆も代読も皆一生懸命演習に取り組んでいました😊
「現場であり得る内容」(代筆では住民票請求用紙や問診票、代読では店のメニューやお買い得品情報等)だったので、今後の参考になれば幸いです。
☝研修会場前でお茶目なポーズを可愛らしく⁉とる澤瀨代表💧
☝研修にご協力頂いた「彩」スタッフの方々。石川代表理事や小林様の素敵な笑顔!😊
ご利用者様から寄せられたガイドへのご意見を参加者に読み上げて研修終了。
アンケート結果は前回にも増して良かった🙌
※実施した項目を5段階で評価⇒満足を5点、やや満足を4点、普通を3点、やや不満を2点、不満を1点で計算。平均4.9点(26名)。
「溝をまたぐ」5.0点
「椅子への誘導」4.9点
「電車乗降演習」5.0点
「代筆演習」4.9点
「代読演習」4.9点
「情報提供演習」(ポスター)4.9点
「総合評価」5.0点
今年で担当して三年目!🙌ということもあり、顔見知りの参加者も増えてきました😀
やはり基本を振り返ることは大切。
来年も依頼を頂きましたので㊗、次回は何をテーマに行うのか、今から楽しみです。