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習志野市立第七中学校での「特別支援教育振興推進講話」に協力しました
12月13日火曜日に習志野市立第七中学校にて「特別支援教育振興推進講話」が行われました。
地域貢献ということで、弊社ご利用者様である西澤かづ子様、澤瀨康子代表、本部和裕スタッフが講師として参加。
一年生約100名を前に、50分間という限られた時間の中、代表生徒6名による誘導体験も含めて、様々なことをお伝えしてきました。
☝「視覚障がいへの理解~共生社会を目指して~」というテーマで、前半は前半は西澤様による講話。
自己紹介、暮らしの工夫、家の中での困り事、公共のサービス、外出する時など、5つのテーマに分けて約20分間お話して頂きました。
合間に挟んだクイズでは、地域の現状を知ってもらう、といった観点から、市内の視覚障がい者人数(人口約175,000人、視覚障がい者数265人)や盲導犬🐶の数(全国848頭、県内26頭、市内0頭)に関する問題を実施。
クイズは声を上げて答えてもらう~視覚障がい者は手を挙げてもわからない!~という工夫を行いましたが、元気に答えてくれました。メモを取る生徒が多かったのが印象的。
☝後半は「視覚障がい者との歩き方~何が良い?悪い?~」というテーマで約20分間体験を実施。
まずは西澤様と本部スタッフで悪い例を見せ、澤瀨代表が生徒に何が悪いか答えてもらう形式で行いました。
【悪い例で実施したこと】
①困っている視覚障がい者に声をかけ、その後「手首を鷲掴み」して誘導する。
②歩いている視覚障がい者の白杖を、いきなり(前に障害物があるので)「危ないよ!」と引っ張る。
③無言で歩きだす。(スマホながら歩きの人が横切ったので)いきなり止まる=情報提供しない。その後、何も言わないで歩きだす。
④視覚障がい者のペースを無視して歩く。脇を緩めたり、持たれている腕をぶらぶらして歩く。
⑤上りか下りかを伝えず「段差があります」と言う。
⑥前方で手を振る澤瀨代表を見て、「あそこに澤瀨さんがいますよ」と言う。
⑦物を落としたので、いきなりしゃがむ。
これらを解説してから、正しい歩き方をデモンストレーション歩行して、代表の生徒に歩いてもらいました。
☝終了後は西澤様と澤瀨代表で記念撮影📸
習志野市にある事業所として、地域の中学生に少しでも視覚障がい者を取り巻く世界について、興味をもってもらえたなら幸いです。
それがいつか「何かお困りですか?」と、お困りの視覚障がい者にお声がけすることに繋がると信じています。
習志野市第七中学校様、習志野市障がい福祉課様、ありがとうございました。