インフォメーション
どんな状況でも落ち着いて!(応用課程二日目の様子)
4月3日(日)の千葉市での応用課程二日目=最終日!
初日の4月2日(土)は5時間のカリキュラムでしたが、様々な体験を行いました。
今日は7時間のカリキュラム。
☝最終日を迎えるにあたり、澤瀨代表の和やかなご挨拶。
それに続いて本部講師から檄を飛ばします(笑)
☝今日は7時間のカリキュラム全てが実技!(場面別応用技能3時間+交通機関の利用4時間)
まずはウォーミングアップで、椅子から立ち上って基本姿勢を取って歩く練習。
☝その後も午後の交通機関の利用(乗降演習)に繋がる実技を続けます。
左写真は手すり(ポール)にぶつけないよう椅子に誘導する方法。右写真は人と人の間しか椅子が空いていない時の誘導方法の練習風景。
☝身長の高いご利用者様の場合、電車の吊り革も注意!
ガイドが前もって吊り革を避けたり、お声がけしたりして危険回避します。
☝続いては自動改札機の通過を想定した練習。
これは既に一般課程で学んだ「狭路通過」の応用なのです。まずはその復習から開始。
☝復習後は切符🎫をガイド役が二枚入れる&取るのシミュレーションを実施。
どうしても切符に意識が向きがちなシーンですが、「ご利用者様を絶対にぶつけない!」が最優先なのです。
☝これはホームと電車の間をまたぐ練習。これも一般課程で学んだ「溝をまたぐ」がベースなのです。
ご利用者様の足元への意識、またぐタイミング、重心移動等、やや難易度高めの実技。
☝さらに受講生一人を戸袋(電車のドアの収納部分)に見立てて、触ってもらいながら乗る実技へ。
今までと変わらず、やはり「ご利用者様の足元への意識」は欠かせません。
こうして午前中の3時間があっという間に終了。
☝いよいよ午後は「交通機関の利用」(乗降演習)へ。
受講生達の緊張が空模様にも表れている⁉のか、やや怪しい天気の中、JR千葉駅へと向かいます。
☝歩くことのみならず、ご利用者様(役)と話すことにも慣れてきた受講生達。
現場に出ても、情報提供を含めたコミュニケーション支援も同行援護のお仕事なのです。
☝いっぱい練習した階段昇降も大分慣れてきました。
☝JR千葉駅に到着後は、切符🎫を購入してすぐにホームへ。蘇我駅まで移動します。
午前中の練習を生かせたかな⁉
☝コロナ禍ということもあり、普段よりは駅も電車も空いてはいましたが、それでも実際の現場(一般の方)がいる所での演習は緊張します。
☝何とか乗れてホッとした様子の受講生達。ご利用者様(視覚障がい者)役もアイマスクを着けての演習なので、お互い緊張感もMAXだったと思います。
☝蘇我駅では京葉線ホームに移動し、折り返しの東京行き電車を使わせて頂いて、何度も乗り降りの練習を実施。
いつもご協力頂いているJR東日本千葉支社様ありがとうございます。
☝何度も乗り降りの練習を繰り返して、一旦練習終了。ホームを移動して改札口へ向かいます。
☝全てが今まで研修で学んだことの集大成。エスカレーターや改札通過も無事に終え、往路の練習が終了!
☝ペアで役割交替して復路の演習へ。切符を自動券売機で購入する場面から演習は始まります。そして自動改札機の通過へと進みます。
☝乗車駅では自動改札機に入れた切符は出てきます(だから取ります)が、降車駅では出てきません。
そんな当たり前のことさえ、緊張で忘れがちですが、今回は皆落ち着いて出来ました。
☝再び京葉線ホームへと移動します。
☝再び折り返しの東京行き電車を使わせて頂いて、乗り降りの練習。
数をこなすことで自信を深めるとともに、自分の弱点を克服します。
☝乗り降り練習の終了後は、いよいよ復路本番へ。乗換専用階段を通って、千葉駅に向かうホームへ移動します。
☝いよいよ千葉行きの電車が入線。緊張の表情の受講生達。
☝千葉駅に到着。しっかりご利用者様役の足元を見ながら降車出来ていますね!👍
☝ホームを移動し、中央改札口へ向かいます。ここでも階段。現場に出たら階段もエスカレーターもほぼ必ず出てきます。
☝ぶつけることなく、自動改札機を通過して、復路の練習が終了。これにて「交通機関の利用」演習が無事に終わりました。
☝その後はJR千葉駅前にあるタクシー乗り場に通じるエスカレーターへ。
エスカレーターの乗り降り~一般課程で学んだ「並んで乗る方法」~を復習しました。
☝その後は地下道で「手すりを使って一人で乗る」方法をシミュレーション。
慣れたきたところで実際にやってみます。
☝流れる様に出来れば移動もスムーズに行きます。
色んな方法を学んで、どんなやり方でも合わせられる(対応出来る)のが「プロ」の同行援護従業者なのです。
☝エスカレーター演習終了後は、会場へ戻ります。しかし、予期せぬ状況が・・・
「幅広階段」が現れました!こういう時でも落ち着いてご利用者様に説明出来るかが求められます。
☝状況説明さえ出来れば~たとえ見えなくても、ご利用者様が頭でその状況が描ければ~比較的安全に歩けます。
何とか上り切った・・・のも束の間、一難去ってまた一難!雨☔が降っていました。
☝傘の差しての歩き方も学んでいた受講生達。早速実践出来ました。
そして無事に会場へ帰着。お疲れ様でした!
☝様々な試練を乗り越えて、無事に最終日を終えた受講生達に澤瀨代表から温かいお言葉が。
☝受講生代表に修了証を授与。これで同行援護の最高峰である「応用課程」の資格をゲットです!
同行援護のお仕事は一般課程を終えてさえいれば出来ます。
しかし、応用課程を終えて+@を学んだ受講生達が、今後現場に出て活躍することが、視覚障がい者の安全&安心な移動に間違いなく繋がります。
速く実践して欲しいものですね♬