インフォメーション

巷では相変わらずコロナ禍で、オミクロン株感染が広がり、終わりの見えない状況。
それでもあじさいでは、研修を行わなければ同行援護従業者が増えない=視覚障がい者の外出がさらに困る!と考えて、対面・通学での研修を続けております。
1月29日(土)に行った一般課程最終日ですが、体調不良者も皆無で、受講生11名の全員が参加&修了致しました!🙌
その様子~実技7時間~をダイジェストでご紹介します。

対面・通学は続けます!茨城県取手市で同行援護従業者養成研修一般課程終了
澤瀨代表もこの通り能天気💦じゃなくて元気です!(笑)

IMG_1600.jpg
☝そんな澤瀨代表のご挨拶から最終日の実技がスタート!今日が終われば修了証授与=プロ認定!なのです。
受講生も真剣に聴いています。

DSC_2360.JPG
DSC_2362.JPG
☝まずは前回の復習からスタート。
「笑顔&笑声」での挨拶から思い出します。視覚障がい者による我々の第一印象は声なのですね。

DSC_2366.JPGDSC_2363.JPG
☝挨拶の後は基本姿勢へ。身体の向きや手の誘導方法を思い出しました。

DSC_2364.JPG
☝何だか楽しそう😀
こんな感じで和気あいあいと講習は進みます。

DSC_2369.JPG
☝肩に手を置くバージョンを三人で確認するの図(笑)

DSC_2372.JPG
☝お次は前回学んだ「進む」「止まる」。狙った位置できちんと止まることの重要性を講師から真剣に聴いています。

DSC_2371.JPG
☝背後で怖い講師💦の激が飛ぶ中、まずは一人で歩いて練習します。

DSC_2373.JPG
DSC_2378.JPG
☝慣れてきたところで、基本姿勢を保ちながら「進む」「止まる」を繰り返し練習します。

DSC_2374.JPGDSC_2375.JPG
☝ご利用者様の足元への意識も大切!ですが、前も、横も、たまに後も意識するのが同行援護従業者の役目。
因みに「天敵」は「スマホ📱のながら歩き」の人なのです。

IMG_1611.jpg
IMG_1625.jpg
IMG_1627.jpg
☝「進む」「止まる」の後は「曲がる」練習へ。
ご利用者様がガイドの内側にいるのか、外側にいるのかで曲がり方は違いますが、足元への意識は同じです。

DSC_2381.JPGDSC_2382.JPG
DSC_2385.JPGDSC_2390.JPG
☝少しずつ実戦的な実技へと進みます。これは狭路通過の様子。
「自動改札通過時」等に応用できる実技です。
何よりもご利用者様をぶつけない=そのための目線👁を身につけます。

DSC_2391.JPG
☝午前中のメインイベントは階段昇降。まずは講師のお手本を観察します。

DSC_2397.JPGDSC_2399.JPG
☝講師の説明後は、一人で歩いてポイントを再確認。

IMG_1633.jpgIMG_1638.jpg
DSC_2401.JPGIMG_1641.jpg
☝上りも下りも何度も練習して、午前中の最大の山場を乗り越えました。姿勢も綺麗になってきました😊
勿論、足元への意識も完璧です。そして楽しい♩食事の時間!と思いきや・・・

DSC_2403.JPG
IMG_1644.jpg
IMG_1643.jpg
DSC_2409.JPG
DSC_2411.JPG
☝食事の情報提供の練習が待っていました😞
お互いに交代しながら、お弁当🍱の配置、内容物等の説明を行いました。
「過度な手を出さない」(例・・・割り箸🥢を割って渡す等)ことも大切です。

DSC_2414.JPGDSC_2415.JPG
DSC_2418.JPGDSC_2419.JPG
☝昼食休憩後の午後も覚えることがいっぱい!
まずは「またぐ」の実技から開始。

DSC_2425.JPG
☝そしていよいよ外歩き演習へ出発。
三人組(ガイド役、ご利用者様役、オブザーバー役)に分かれて、役割交替しながら取手駅へ向かいます。

DSC_2427.JPG
☝最初はお互いに話す余裕もありません・・・
しかし、何よりもコミュニケーションが大切なのが同行援護なのです。

IMG_1646.jpgDSC_2430.JPG
☝基本姿勢を保ちながら、足元への意識も忘れず、時には狭路通過の体勢を使って等、これまでに学んだ知識と技術をフル回転します。
「中(室内)で出来たことが、外でも落ち着いて出来る」ことこそ、研修の目的なのです。

DSC_2438.JPGDSC_2439.JPG
☝障害物や歩車道の境の段差も、しっかり意識して歩きます👟

DSC_2440.JPG
IMG_1653.jpg
IMG_1655.jpg
取手駅の東口に到着。歩車道の段差、横断歩道の左右確認など、ご利用者様の安全&安心のために、ガイドのやることは沢山あります。
さらにはコミュニケーションも。

DSC_2441.JPG
☝最後の役割交替を東口で行い、西口改札へ。鉄道ガード下の自由通路を通り、駅の反対側に抜けるだけの短いルートですが・・・

DSC_2445.JPGIMG_1661.jpg
☝この階段を上れば取手駅西口。しかし、階段が一部工事中で狭くなっており、受講生には最後の試練です!

IMG_1666.jpg
☝取手駅到着後は、JR東日本東京支社様とJR取手駅様のご協力で、駅構内のエスカレーターを使わせて頂き、乗り降りの練習を実施。

DSC_2451.JPGDSC_2450.JPG
DSC_2454.JPGDSC_2453.JPG
☝繰り返し練習して、乗り降りのタイミングをつかみます。これもまた「言葉と身体の情報提供の一致」が大切。

DSC_2456.JPGDSC_2459.JPG
IMG_1676.jpgIMG_1679.jpg
帰り道はコミュニケーションも取れる様になり、後ろ姿も颯爽としていました。
そうそう、行きには押し忘れた受講生もいた信号🚥の押しボタンも、ちゃんと押していましたよ♩

DSC_2461.JPG
DSC_2462.JPG
☝足元への意識もバッチリ!少し余裕をもって歩けるようになってきました👍

DSC_2464.JPG
☝無事に会場の取手市立福祉会館に帰着。これにて外歩き演習は終了。
お疲れ様でした。

DSC_2467.JPG
☝休憩を挟んで椅子への誘導方法演習へ。
まずは講師のデモンストレーションをしっかり見て、ポイントを学びます。

DSC_2470.JPGDSC_2473.JPG
DSC_2474.JPGDSC_2475.JPG
☝後は練習あるのみ。様々なパターンを繰り返し練習して身につけました。

IMG_1687.jpgIMG_1691.jpg
DSC_2478.JPGDSC_2479.JPG
☝ドア通過の演習も。引き戸や押し戸等、その時により状況は様々ですが、やはりぶつけないことが大切。
危ない場所には触れてもらうこともあります(例:ドア枠等)。

DSC_2487.JPGDSC_2489.JPG
☝開けたら閉める!ということで、ご利用者様から離れずにドアを閉める方法を学びました。
この後、トイレ🚻🚽の説明方法を学んで、一般課程の全カリキュラム(20時間)が終了しました。

IMG_1694.jpg
IMG_1697.jpg
受講生代表に修了証を授与。これで晴れて11名の同行援護従業者が誕生しました!🙌😊

とても前向きに学ばれる方ばかりで、さらには受講生同士の仲が良く、良い雰囲気で進んだ今回の研修。
現場に出てからも今の気持ちを忘れずに、真摯にご利用者様と向き合って、「安全&安心&楽しく!その日の目的を果たす同行援護」を行って欲しいと、心から願っています。皆ガンバレ!

なお、5月にも同会場(取手市立福祉会館)で研修を開催します。
【2022年5月一般・応用課程】

http://narashino-ajisai.com/free/toride
既に茨城県からの認可もおり受講受付中ですので、ご希望の方はお早めにお申し込み下さい。

Today's Schedule
2024.11.24 Sunday