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コロナに負けるな!同行援護従業者養成研修(千葉)一般課程三日目の様子
2月6日(土)から3週連続で行われた同行援護従業者養成研修一般課程。
今回は三日目の20日(土)の様子をご紹介します。
実技7時間!という受講生にはちょっとハードな一日⁉でもあります。
☝一般課程最終日に臨む澤瀨代表。ちょっと眩しそう…
☝澤瀨代表の和やかな挨拶から最終日スタート!
☝先週の復習を行った後、狭路通過の練習。
これは駅などの自動改札の通過時に使える方法です。
ご利用者様(視覚障がい者)を絶対にぶつけない!ように、しっかり安全確認することが大切。
それに加えて「位置取り」=ご利用者様に無駄な動きをさせない位置を考えて誘導するというような、様々な注意点があります。
☝午前中のメインイベントは階段上り下りの練習。
何度も繰り返して技術を磨き上げていきます。
兎に角、ご利用者様のペースにガイドが合わせること+足元への意識に尽きます。
☝食事支援(内容説明)の演習風景。
パッケージを開けたり、割り箸を割ったりというのは視覚障がい者にも出来ます。
「余計な手」を出し過ぎず見守って、一人で大変そうな時には声をかけサポートします。
☝これは「溝をまたぐ」の実技風景。
こちらも足元への意識と、重心を残してご利用者様の動きに合わせてまたぐ(ただし、ガイドの内側の足はご利用者様がまたぎ終わってからまたぐ)のが大切。
☝この意識が出来てくると、応用課程で学ぶ「電車の乗降演習」~ホームと電車の間をまたぐ~に繋がります。
要するに「基本」が大切なのです。
☝いよいよ研修の集大成でもある外歩きへ。会場の千葉市生涯学習センターからJR千葉駅までは10~15分程度の距離ですが、初めてガイド役として外歩きする受講生は緊張の面持ち…
☝横断歩道や交差点では必ず左右を目視確認!ご利用者様の安全を守るのはガイドの一番大切なお仕事なのです。
☝歩く時は前、横、そして後にも注意しますが、やはりポイントは足元への意識です。歩き易い場所を探したり、足元の状況が変わる時には(止まって)説明したり。
ガイドのお仕事は多岐にわたるのです。
☝途中の「弁天公園」で反省会(お互いのフィードバック)を実施。
「すぐその場で指摘する」のも、講習では大事なのです。
☝役割交代してJR千葉駅へ向かいます。
小さな段差や、路側帯しかない道など、ガイドの注意点がいっぱい!
☝左右確認も意識出来てきました!あとはコミュニケーションをはかるのみ。
☝相変わらず怪しいアイマスク姿で異彩を放つ澤瀨代表なのでした(笑)
☝最後の横断歩道🚥を渡ると試練が待ち受けていました…
☝地下道へと続く、微妙な幅の下り階段!
こういう時に瞬時に視覚障がい者にどう伝えるかも、ガイドの真骨頂です。
☝千葉駅前のタクシー乗り場付近のエスカレーターで、乗り降り練習を実施。
並んで乗るバージョンを学びました。
☝エスカレーター演習を終え、帰路は「フクロウ交番」前からJR千葉駅中央改札付近までまず歩きます。
少しづつ表情も和らいできて、習ったばかりのエスカレーターも上手に乗れました。
☝帰り道はちょっとルートを変えて、JR千葉駅中央改札前~西口改札前~北口へと向かいます。
☝北口へ降りる階段。大分落ち着いて歩けるようになってきました。
☝ガイド役を交替しながら、弁天公園へと再度向かいます。信号のない交差点も安全確認!
☝その場の状況判断もガイドの大切な役目。
例えば「車止めのある歩道」の方が、路側帯だけより安心&安全等、状況を見てルートを決めていく臨機応変さも求められます。
☝弁天公園で再度役割交替して会場へ戻ります。
☝会場に戻って椅子への誘導を練習。椅子の座面の一辺の正面へ誘導(位置取り)して、背もたれと座面を触ってもらうことで座りやすくなります。
☝テーブルがある場合も、椅子との位置関係が解れば座れます。どちらにも触れて確認してもらいます。
☝ドアの通過練習。危ない(ぶつけそうな)所は触れてもらうことで、危険を回避できます。
☝修了式の様子。受講生代表に修了証を渡す澤瀨代表。晴れて13名の同行援護従業者が誕生しました!
☝受講生代表とポーズ!(*^-^*)
世の中がまだ新型コロナウイルス感染拡大で揺れる中、あじさいの講習もキャンセルする方や、次回(6月)の講習に変更する方がいる等、少なからず影響がありました。
しかし、脱落者もなく、何より皆無事で(コロナに感染しないで)講習を終えられたことが一番です。
13名のうち11名は次週から始まる応用過程へも参加します。
まず基本をしっかりとマスターして、レベルアップした内容を学びます(^^♪