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2月6日(土)から3週連続で行われた同行援護従業者養成研修一般課程。
今回は二日目の13日(土)の様子をご紹介(更新が遅くて申し訳ありません…💦)。

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☝あじさいの講習では「コミュニケーション」を大切にしています。
講師と受講生のみならず、受講生同士の会話とか一緒に考えることを通して、コミュニケーション力を高めることで、現場に出た時にご利用者様と会話が弾むようにトレーニングします。

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☝これは「情報支援と情報提供」の講義内。
視覚障がい者に対する情報提供には「言葉」と「身体」の二種類がありますが、「身体」とは何なのか?ということで、「基本姿勢」を体験します。

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☝ペアを作って基本姿勢の体験。
要するに私達ガイド(同行援護従業者)の身体の動きが、ほぼ全て視覚障がい者に伝わる=つまり「余計(無駄)な動きをしない」ことがとても大切だということを学びます。

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☝グループワークで「足元の情報提供」=歩く時にどんな素材(アスファルト、土、砂、石畳…)があるか意見を出し合っている様子。
「足元の状況が変わる時には情報提供する」のは、ガイドが忘れてはならないことでもあります。

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サインガイドを使って、自分の名前を書いてみる体験も。
こうした体験をすることで視覚障がい者の世界への理解を深めていきます。

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☝これは代筆演習の様子。交代しながら「宅急便の伝票」「公的機関の書類」の記入を練習しました。

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☝これは代読演習の様子。機関誌や商品チラシを使って練習しました。

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☝点字を書いてみる体験も講習の中で実施します。点字一覧表を見ながら、自分の名札に名前を書いてみました。
(講習期間中に点字器を購入して、名刺に書いてみます!という受講生もいました)

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☝いよいよ実技開始!まずはお声がけから始めます。ポイントは「名前を名乗る」+「笑顔(笑声)」で行うこと。
視覚障がい者は私達の第一印象を声で判断するので、第一声は大切なのです。

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☝午前中の「情報支援と情報提供」の項目で習った基本姿勢の再確認。
皆格好よく出来ていますね!(^^)

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☝ご利用者様(視覚障がい者)役の手を取って、腕や肩に誘導する時には「手は下から添える」(握らない、鷲掴み厳禁!)ことが大切。

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これはあじさいの講習ではよく見られる「三人組」。
視覚障がい者役、ガイド(同行援護従業者)役に加えて、オブザーバー(観察者)役を設けることで、お互いに「見て学ぶ」(時に指摘して修正する)を実践しています。

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☝そして何より大切なのが、ご利用者様(視覚障がい者)の足元に対する意識。
基本姿勢を取る時も他の時も含めて、繰り返し求められます。

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☝いよいよお次は二人(ガイド役、視覚障がい者役)で歩いて、狙った位置できちんと止まる練習。
まずは講師のお手本を皆真剣に見ています。

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☝繰り返し練習することで、身体で覚えていきます。

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☝最後は曲がる練習をして二日目終了。
ご利用者様(視覚障がい者)がガイド(同行援護従業者)の内側にいるか、外側にいるかで曲がり方も違ってきます。
車における内輪差、外輪差とも通じる所です。

これで一般課程20時間のうち、13時間が終了。
座学は全て終わり、20日(土)の最終日は実技のみ7時間行います。
座学で学んだことを実技に実践できるか。
外歩き体験も次週は行いますので、受講生にとっては緊張感との闘いでもありますが、その中でご利用者様(視覚障がい者)とのコミュニケーションをはかるのがガイド(同行援護従業者)のお仕事。
相手を不安にさせないよう、技術と知識を来週も磨きます!

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2024.03.29 Friday