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千葉市での同行援護従業者養成研修(一般課程)終了~研修の様子ダイジェスト~
世の中が新型コロナウイルスの感染拡大に振り回される中で、会場である「千葉市生涯学習センター」の臨時休館によって、一時は開講さえ危ぶまれた千葉市での「同行援護従業者養成研修(一般課程)」が3月27日と4月3日に無事終了致しました。
残念ながら、応用課程は会場再臨時休館により延期になってしまったため、ホームページの更新も延期していましたが(更新延期はウソです💦⇒更新担当がサボっていただけ)、一般課程の様子をダイジェストで紹介します。
【一日目の様子】
☝本来は3月14日(土)開講の予定が、3月16日(火)まで会場臨時休館!
世の中の状況を見ながら検討を重ねて、日程を変更して3月20日(金)から講習がスタート。
颯爽と⁉歩く澤瀨代表。
☝あじさいが使う「研修室2」は無事利用再開(^-^)
☝澤瀨代表から開講のご挨拶。
コロナ禍で5名キャンセルや日程変更がありましたが、9名の受講生が集まりました。
☝全受講生と室内を回って自己紹介。同行援護のお仕事の大切な要素は「コミュニケーション力」です!
☝コミュニケーションをはかるため、あじさいの講習はグループワークが多め。
「講師から知識・技術を一方的に植え付ける」のとは違い、皆で理由や答えを考えることで覚えていきます。
☝随所で体験を入れるのが、あじさいの講習の特長。
近くの「千葉公園」を仲間に見守られながら、白杖を使って歩いてみました。
☝技術を教える前に「人につかまって歩く」ことを身をもって体験。
ご利用者様に「安心&安全」を提供するために、何が同行援護従業者に必要なのかを感じてもらいました。
☝今日学んだことが「知識」として定着したのか、最後に復習プリントを解いて初日の講習が終了!
☝余裕だったらしい!?(^^♪
【二日目の様子】
☝一般課程二日目が開始。昨日とはグループを変えて、3人1組でまずはコミュニケーションを取りながら復習など。
☝「身体による情報提供」を体験すべく、歩く時の「基本姿勢」を学んでいる様子。
☝手の誘導方法も学びます。
左側…最悪な例!(鷲掴み)
中央…ちょっと惜しい例!(下からだけど掴んでいる)
右側…良く出来ました(^^)
☝サインガイドを体験する受講生達(^-^)
☝これは代筆演習の様子。
宅配便の伝票記載、公的文書(住民票請求用紙)を使って、より現実的な演習を行います。
☝代読の演習をする様子。
チラシや広報誌を使って練習を行いました。
☝自分の名札に点字で名前を書いてみる体験も行いました。
上手く出来たか確認!
☝二日目の最後は実技。まずは「基本姿勢」を取る練習から。
「チェック役」として、他の人のやるのを見て評価することも、自分がやる時の糧になります。
【三日目の様子①】
☝会場の臨時休館⇒日程変更にともない、急遽最終日は二日程からの選択で実施。
少人数でしっかり(みっちり⁉)と実技を行いました。
これは初めの講師による檄(諸注意)の図デス。
☝二日目の復習で「基本姿勢」を取る所から。
あじさいの講習ではよく“オブザーバー”(観察者)役を入れて、他人の実技を見ながら学んでいきます。
①講師デモンストレーション⇒②三人組(ガイド役、利用者役、オブザーバー役)で、お互い指摘しながら練習⇒③皆出来た!(^^)という流れで進めていきます。
☝基本姿勢でも「腕を持つ」「肩に手を置く」等、色んなバリエーションを学びます。
「どうきても、相手に合わせる」のが、プロたる同行援護従業者なのです。
そして進む⇒止まる⇒曲がるの練習へと進みます(右端の写真は講師デモンストレーション)。
☝狙った位置でしっかりと「止まる」のも、同行援護従業者の必須条件。
きちんとそれが出来て、初めて安全&安心の提供が出来るのです。
☝狭路(自動改札等)通過の体勢の練習中。
皆真剣に聴いて学んでいます。
☝説明を聴いた後は実践あるのみ。何度も反復練習して、体に刻み込みます。
☝狭路通過のポイントは「位置取り」を考えること。
ご利用者様が「通路の真ん中」に来るように歩いてくることから始まります。
あとは体勢を作って、ぶつけないよう意識して歩くのみ。
☝いよいよ午前中のメインイベント!階段の上り下り練習へ。
まずは講師によるデモンストレーションを見て、ポイントを学びます。
☝講師や仲間が固唾を呑んで見守る中、階段の上り下りの練習。
「ご利用者様の足元をしっかりと見て、一段先をペースを合わせて進む」ことが大切。
☝階段で疲れた後は、楽しいお食事(^^♪
…とはいかず、「食事支援(情報提供)」の練習へ。
☝怪しいアイマスクを着けているのは、弊社代表…
ステキな顔をお見せ出来ないのが残念⁉(^^;)
☝「溝をまたぐ」練習は、現場に出た時の「電車の乗降」時に役立ちます。
これもしっかりと「ご利用者様の足元を意識する」ことが大切。
☝これまでの学びをふまえ、いよいよ外演習(外歩き)に出発!
「教わったことを、いかに“冷静に&落ち着いて”出来るか」が問われます。
☝交替しながら会場~千葉駅の往復。
朝は皆この道を歩いて会場へ向かうのですが、ガイドとして歩くと色んな事に気付きます。
何よりも「二人分の幅」を意識する⇒これが「ぶつけない」に繋がります。
☝エスカレーター演習の様子。
並んで乗られる方も、手すりを使いたいという方もいるので、様々なバリエーションの練習を行います。
☝エスカレーター演習後は会場まで歩行演習。
皆少しずつですが慣れて(自信がついて)歩けるようになってきました。
☝会場に戻って来てからは、椅子への誘導練習へ。
まずは椅子の正面にご利用者様を誘導し、背もたれや座面に手を誘導すること。
そして椅子によっては、倒れないよう座る時にしっかりと椅子を支えます(ご利用者様の腰は触りません!)。
☝ドア通過の練習は「開ける」「ぶつけないように通過」「閉める」まで、一連の流れを行いました。
☝これにて20時間の一般課程終了!
受講生の代表に修了証をお渡しして、明日から現場に出られる資格をゲット!
【三日目の様子②】
☝この日(4月3日)も世の中のコロナ騒ぎは何処へやら…といった感じで快晴!☀
☝澤瀨代表も開始前で気合いが入っています!?
☝今日も少人数。人数問わず(20名以上は募集しませんが…)講師2名体制でしっかりと教えるのがあじさいの講習(^^)v
☝「進む」「止まる」の練習の様子。止まった時には、しっかりと相手の足元を見ることが大切。出来ていますね!
☝真っすぐ歩く時も、曲がる時も、同行援護従業者に求められるのは「都度ご利用者様の足元を見る」ということ。
それが身に付いてくれば、どんな時でも~例えば階段とか溝をまたぐとか~自然と足元を見られるようになります。
☝狭路通過練習の様子。ご利用者様を通路の真ん中へ誘導(位置取りを考える)⇒きちんと体勢を作る⇒ぶつけないように見ながら進む⇒体勢を保ったまま抜ける…という行動を意識して行います。
☝階段の上り下り演習中。どちらもご利用者様役の足元をしっかりと見ています(`・ω・´)b
☝食事支援演習の様子。演習は「説明力を高める」ことが目的。
そして向かい合わせに座っていると、右左が逆!になってしまうので、それを即座に脳内変換して言い換える練習でもあります。
☝「溝をまたぐ」の練習後はいよいよ外へ…なのですが、その前に諸注意を行います。
右写真は謎の図ですが、これは「横断歩道」シミュレーション。
講師が赤いペンを掲げている時は赤、青いペンを掲げたら青になった!ということで進むのですが、渡る前に左右確認をガイドがしているのかを厳しくチェックしています。
☝今日も午後は外歩きの演習へ。ペアを変えながら、その人のペースに合わせて歩くことも覚えていきます。
☝幅広階段やエスカレーターでの演習も実施。
☝だいぶ歩く様子もさまになってきました。会話もしながら、安全確認もする。
同行援護従業者のお仕事は「喋る仕事(情報提供含)」でもあるのです。
☝無事に会場に帰還(^-^)
☝残念なお知らせ…(応用課程は4月4日と4月11日の予定だったのです)
☝実技も終盤戦。椅子に座る練習や…
☝ドア通過の演習も行いました。
いつも会場の千葉市生涯学習センター様は、張り紙をして他の来館者に告知して下さいます。感謝!
☝合計で座学12時間+実技8時間の講習が無事終了。マスクをしていても、受講生代表と澤瀨代表の笑顔がステキですね!
ちょうど世の中で新型コロナウイルス感染が広がって、大騒ぎという状況での講習でした。
そして、弊社でも実施するか否かを悩みに悩みました。それでも受講生の「やって欲しい!」というご意見に背中を押されて実施し、日程変更や応用課程中止等の影響こそありましたが、一般課程だけでも終えられたことは良かったと思っています。
8月と9月にも、同じ会場で講習を実施しますが、その中で嬉しいのは、中止になった応用課程を申し込んでいた受講生のほとんどが、「次回の講習にスライドします!」と言ってくれたこと。
きっと講習後に現場経験を積んだ方もいると思うので、パワーアップした皆と再会できるのが、今から楽しみです。
オ・マ・ケ!
☝いつも無償でポストカードやシールを提供して頂いている「ホーム転落をなくす会」様と「点字ブロックステッカー配り隊!貼り隊!」様への報告用の写真を撮影。
講習が終わってステキな笑顔をしていますね(^^)